育てやすく、風に揺らぐ花がステキ。ガウラ(ハクチョウソウ)

品種のご紹介

1.5mほどの背丈で長く伸ばした茎の先端に、ピンク色がかった小さな花を春から秋の長い期間、次から次に花を咲かせます。丈夫な植物であまり手間がかかりません。

植物の特徴

アカバナ科ガウラ属(ヤマモモソウ属)の多年草です。
ガウラの仲間はおよそ21種が知られています。園芸でガウラというとリンドヘイメリー種とその園芸品種を指すのが一般的です。

初夏から晩秋まで次々と花を咲かせながら、株が大きく成長していきます。花は短命で3日ほどで散りますが、ほとんど途切れることなく咲き続けます。花弁は4枚で、長い雄しべがよく目立ちます。

細長い花茎に小さな蝶が舞っているように見えハクチョウソウ(白蝶草)の別名があります。また、ヤマモモソウ(山桃草)とも呼ばれます。以前は草丈が1m以上に伸びて、白花だけでしたが、近年は濃いピンクや、複色、草丈の低いものなど、多くの園芸品種が育成されるようになりました。

育て方

耐寒性、耐暑性共に強く、日本全国で栽培可能な植物です。放任でも長い期間花を咲かせる宿根草です。日当りと水はけのよい場所で育てましょう。土質は選びませんが、やや湿り気があり、水はけがよい肥沃な土を好みます。

植え替えの適期は3月です。鉢植えは1~2年に1回株分けを兼ねて植え替えます。地植えも3~4年育ると大株になり、株が混み合ってくるので株分けを兼ねて植え替えを行います。

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