夏に太い花茎を伸ばし、その頂部に星形の小さな花を多数つけ、先端に葉を茂らせます。一輪でも存在感のある花姿から、切り花としてディスプレイにも使われています。形がユニークなこともさることながら、とても日持ちのいい切花にもなります。
ユーコミスの特徴
ヒヤシンス科エウコミス属で、南アフリカ原産の球根植物(多年草)です。
背丈の高いものは80cmくらいのものから、矮性種まであります。
花期は6~9月です。穂状に星形の小花をたくさん咲かせます。花色は緑、紫、ピンク、白などがあります。花茎の先端に緑色の苞を付けます。その苞の形がパイナップルを思わせるので、パイナップルツリーとも呼ばれています。
長く持つ切り花としても利用されています。
育て方
風通しのよい、よく日の当たる場所に置きます。耐寒性もあるので、霜よけ程度で戸外で冬越しできます。植えつけの適期は4月です。4月に植えると、ほとんどのものが7月に開花します。土質は選びませんが、水はけの悪い場所を嫌うので、水はけと日当たりのよいところに植えます。
球根を植える間隔と深さは、地植えの場合、草丈1mくらいになる大型種は40~50cm 間隔とし、球根の上に7~8cmの土がかかる深さに、草丈30~50cmの中型種は20~30cm間隔で、球根の上に4~5cmの土がかかる深さに植えます。
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