ユキワリソウという言葉は、分類学上1つの植物とその亜種を示しますが、「寒い時期に、雪を割って咲く花」という意味から、時代と共にいろいろな植物を「ユキワリソウ」と呼んできた歴史があります。ピンク色で可愛らしく、鉢栽培でも楽しめます。
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植物の特徴
まず正真正銘のユキワリソウは、サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、もともとは高山植物です。日本全土の亜高山帯から、高山帯に自生します。山地の湿った岩場に生育し、背丈は10cm程になります。
葉はだ円形で、表面は緑色でしわが多くて、ふちには波状のゆるい鋸歯があり、やや裏側に曲がっています。裏面は淡黄の粉があります。花期は5~6月です。
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「ユキワリソウ」の市民権を勝ち取る植物は?
名称が一般的すぎるのか、馴染みのある植物を「ユキワリソウ」と呼ぶことが多々ありました。サクラソウ、(オオ)ミスミソウ、(ケ)スハマソウも、「ユキワリソウ」と呼びますし、地方によっては、イチリンソウ、ニリンソウ、セツブンソウ、フクジュソウなどなど、沢山の「ユキワリソウ」がある様です。
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様々な「ユキワリソウ」を楽しもう
いろいろな「ユキワリソウ」があっても、いいじゃない。「ユキワリソウ」というキーワードをご縁として、広がりを持って親しんでもらいたいと思うのです。
次のご紹介する前半2種の「ユキワリソウ」は、どうやら「オオスミソウ」の様ですよ。
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