ハイビの一種、モミジアオイの優雅さ

夏に優雅な花を咲かせる、アオイ科フヨウ属の花々。花のボリュームはブッソウゲより少ないですが、存在感があるハイビスカスをご紹介します。

ブッソウゲ、ハイビスカス？？　いったい何？

日本でハイビスカスと呼んでいるのは、ブッソウゲの園芸品種を指す事が多いのですが、「ハイビスカス」の定義は実は広くって、フヨウやムクゲ、ケナフや今回のモミジアオイも含まれます（詳しくは、咲き誇れハイビスカス３つの素敵な楽しみ方　参照）。

同じ科のフヨウに似ていますが、花弁が離れているところがフヨウと違います。次の写真で比較してみてください。 夏の青空にひときわ目立つ一日花の、モミジアオイ（紅葉葵）です。

すっきりとした花立。

先ほどの写真の比較で、花弁が離れていると花の形がすっきりする事がお判りでしょうか。日本の園芸品種では赤色が代表的ですが赤を基本に、白やピンクのものもあります

モミジアオイは庭木にもいいらしい。

アイビスカスの様に花にボリューム感はないですが、存在感ばちりです。

モミジアオイ（紅葉葵）

モミジアオイ　白　ポット苗　1株

おしまいに

葉にモミジ（紅葉）のような深い切れ込みがあることから名づけられた、モミジアオイ。 冬に地上部が枯れる大型の宿根草で草丈１.５ｍ以上になって、毎年花を咲かせます。 ご自宅にもいかがでしょうか。