切り口に言及した果物はいまだかつて無い。この面白果実はあまり日本では流通していないので、ぜひ堪能してみようではないか。
スターフルーツ(ごれんし) とは
カタバミ科のゴレンシ属の常緑本木です。熱帯から亜熱帯地方に分布しており、日本では沖縄や宮崎で生産されています。実に特徴があり縦切りにるすと星の形になる事から、スターフルーツと呼ばれています。
食べごろは写真の様に、緑色がわずかに残った状態で、そのまま食べても、サラダに入れてもおいしいです。皮は柔らかいので剥かずに食べれます。先の尖ったところは苦いので切り落とすと良いでしょう。
甘みは強くないですが、ジューシーでおいしい果実です。
(注意)肝機能障害のある方
おいしい果物でも注意が必要です。シュウ酸や caramboxin を含むため、肝機能障害や透析をされている方は控えた方がよさそうです。
育ててみる?
熱帯果樹のなかでも耐寒性がありますので、比較的容易に栽培することができます。花や果実を楽しむことができますのでぜひ挑戦してみませんか。実生の場合は5~6年で結実します。
高温多湿の日当たりを好みます。生育適温は20~30℃です。春から秋までは、屋外の直射日光の当たる場所で管理します。冬は室内に取り込み、日当たりの良い窓際などで管理しましょう。最低温度が10℃くらいあれば安心して冬越しできます。
食べてみよう
生食は 沖縄産ですと、9~11月、1~3月に出回ります。 干し果物なら年中楽しめます。
お終いに
単独で食べるよりも、サラダにいれたり、レモン水に入れてディスプレイを楽しんだりと、工夫ひとつでわくわくを創造できる果物です。
楽しんで、経験してわくわくをみんなに広めませんか。
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