香り・ハーブで楽しむ スィートバイオレット(匂いスミレ)

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バラやラベンダーに並ぶ香水の原料となるニオイスミレは、パンジーやビオラに比べると、花は小さく花付きが悪いですが、室内に置くと一輪咲いているだけで部屋中が香りに包まれます。こんな素敵なスミレは1月から3月が時期です(関東以西の場合)。

植物の特徴

スミレ科スミレ属の耐寒性多年草です。草丈10-15cmで葉は根生で、他のスミレ類と同じくハート形をしています。花は露地植えで4月から5月にかけて咲き、明るい藍色が基本ですが、薄紫・白・淡いピンクなどの色もあり、八重咲きもあります。

「八重咲きニオイスミレ」という名で流通するパルマスミレは、現在ニオイスミレ(スイートバイオレット)とは別の種とされています。耐寒性が弱いのですが、花の香りが強くて甘い点が好まれています。

観賞だけではない、利用する楽しみ

ヨーロッパでは古くから化粧品、ハーブティーやワインなどの飲み物、砂糖漬けのエディブルフラワー、お菓子など、さまざまなものにも使われて来たそうです。

花を溶剤抽出した香料は甘いフローラルな香りで、以前はフローラルブーケ調の香水などによく使われていました。

しかし種子や根茎には神経毒のビオリン等があり、嘔吐や神経マヒを発症することがあるので、自家製を作る時には摘み取る部位に気をつけてください。

育てる楽しみ

種や苗を入手して、育てて開花した時の香りを楽しみ、砂糖漬けやハーブティーに利用できると楽しいですね。一度乾燥したタネは休眠して発芽しにくくなるので開く直前のさやを見つけ、とりまきします。休眠した種は冷蔵庫に入れて秋に種まきをします。肥沃で水はけのよい土を好みます。

苗は暑さにやや弱いため、自然の環境では夏は強い日ざしが遮られて冬は日当たりがよくなる、落葉樹の下などが適しています。鉢植えは、夏は日陰の台の上などに置き、地熱から遠ざけて涼しく管理します。冬は日光に当てると、花つきがよくなります。鉢植えを台の上に置くと、丈が低いニオイスミレの花の香りがかぎやすくなりますので、お勧めです。

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