香りで人が振り向く、ジンチョウゲ(沈丁花)

未分類

春になると強く甘い香りを放ち、存在感が強い沈丁花。香水やハンドクリームの香り付けにも使われます。花も可愛らしいく庭木や公園でも見かけます。 三大香木の沈丁花(ジンチョウゲ)、梔子(クチナシ)、金木犀(キンモクセイ)としても有名です。

植物としての特徴

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉低木です。 雌雄異株ですが、日本にある木は雄株が多く、雌株がほとんど見当たらない為、結実を見る事は困難です。 樹高は1m~1.5mほどで、枝が良く分岐するので特に剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形を保ちます。

2月末頃から開花し始めます 。蕾は濃紅色ですが、開いた花は淡紅色で強い芳香を放ちます。枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつきます。なかには蕾も全く色づかずに白い品種もありますが、こちらの開花は通常種より若干遅く開花します。

シロバナジンチョウゲ

花は香りが強い事から香水やお酒に、 花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われるそうですが、実は猛毒で花以外も有毒なので注意が必要です。

香水やお酒などに利用されています。

ジンチョウゲは観たり香りを散歩しながら楽しむものだと思っていましたが、香水で楽しむ事やリカーに浸けて楽しむ方法があるのですね。ただし、花びら以外は毒を持っていますので、購入した方が安全でしね。でも自分で作ってみたい方は、最新の注意で他の部位が混ざらない様にして自己責任でお願いしますね。

苗を購入して、自宅で楽しむ

生長が遅く、移植を嫌う植物です。地植えの沈丁は西日が当たらない半日陰から日向に植えるようにすると良いです。光が足りないと花がつかないので植え付ける場所には注意しましょう。耐寒性はあまり高くありませんが、東北地方南部までは地植えが可能です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました