コロコロと可愛らしい実で、見た目はスイカをきゅ～っと縮めた様な形です。栽培も簡単です。
そのまま食べたり、サラダに入れたりピクルスにしたりと楽しさいっぱいの野菜です。
きゅうりメロンの特徴
ウリ科スズメウリ（Melothria）属の多年草ですが、日本では一年草として扱われる事もあります。
同じ属で日本では、スズメウリ（一年草）という本州から四国・九州、それに済州島に分布してるものが近縁種となります。
ツル植物で他の植物や壁当に伝って成長します。適切な条件のもとでは最終的に3メートルくらいまで伸びます。他のキュウリと比べると耐乾燥性があって害虫に強いです。
キュウリと同様雄雌同株で、同じ株から雌花と尾花の両方が生えます。花は小さくて黄色く、直径4ミリほどです。果実は雌花の基部に付きます。
「クカメロン」、「マウスメロン」、「ワイルドきゅうり」、「マイクロきゅうり」等いろいろな呼び名があります。私達が食べる普通のキュウリは、ウリ科キュウリ属の植物で、その中でも「丸キュウリ」という球状の実をつけるものには、キュウリメロンと似ているものがあります。野菜として利用されるものに、イタリアのマンデゥリアやカロセッロなどがあります。
料理方法
皮を剥かずに生食する事ができます。コリコリとした心地よい食感で甘酸っぱく、水分が豊富でとても爽やかな味です。海外ではサラダやケーキ・ジュースにも使われています。最近では国内でも販売される様になりました。
- 「キュウリ」と「きゅうりメロン」をカットし、塩揉みして1〜2時間放置する
- 水で余分な塩を洗い流す
- 薄くスライスした玉ねぎと一緒にボウルでなじませ、びんに移す（１）
- 鍋にリンゴ酢、砂糖、粒マスタード、こしょうを入れ、弱火でよく煮こむ
- びん（１）に注いて冷めるのを待ち、ふたを閉めて冷蔵庫で3日寝かす
育て方
露地でもプランターでも栽培が出来ます。たくさん植える場合は、60cm以上の大きめのプランターで育てましょう。
３～５月頃に播種しましょう。株間を40～50mあけてひとつの場所に3粒種をまき、1cm土をかけます。嫌光性なので、発芽するまで日陰で管理してください（17～25度）。１～２週間程度で発芽します。
芽が出たら1か所で2本に間引きし、本葉4～5枚のとき1か所1本に間引きます。20～30cmまで育ったら支柱をたてて、余分な葉をカットしていきます。古い葉、枯れた葉を中心に1日1株2～3枚を限度でつみとりましょう。
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