満開の赤い花が美しい。3大花木、ホウオウボク(鳳凰木)

品種のご紹介

熱帯や亜熱帯で見ることができます。熱帯地方の代表的な花樹で、デイゴ・オオコチョウとならぶ沖縄の三大花のひとつにもなっています。10mから15mと高木になりますので、公園や街路樹に植えられる事が多いです。沖縄では有名な花木です。

マメ科ホウオウボク属の落葉高木で、マダガスカル島が原産です。
樹高は10~15mにもなり、樹形は樹冠が傘状に広がります。

葉はマメ科特有の、細かい羽状複葉です。4月から6月ごろに、直径10cm程の5弁花を咲かせます。1個の直立した花弁は、朱色と黄色の縞模様となります。

花後には枝からぶら下るように、青く大きな剣状の莢(サヤ、豆果)がなり、 時間の経過と共に黒く変色します。長いもので60cm以上。短いものでも30cmくらいになります。種子はレイやネックレス等の素材とされ土産物として売られています。 

■ホウオウボク(1分)

ホウオウボク

■雨にしっとりホウオウボク(1分)
琉球新報 様

雨にしっとりホウオウボク

育て方

将来樹形がかなり大型になるので、露地植えする場合は、植栽スペースを十分考慮して配植する必要があります。鉢栽培でコンパクトに育てる方法もあります。

最低気温は0度で霜が当たらない所で冬を越せますが、落葉します。秋の終わり頃から寒さにあてる場合は、水を徐々に少なくして乾燥させると耐寒力は増します。 春再び暖かくなったら芽を吹き始めますので、徐々にお水を与えてください。

風当たりが弱く陽当たりの良い場所が良いでしょう。手入をしなくても、自然に傘型の樹形に整うので、剪定作業はあまり必要ありません。育成適温は25~40℃です。

種子から育てる場合は、3~5月頃行うと良いでしょう。2日ほど水に漬けてから蒔いてください。
発芽適温は20~27℃です。

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