品種改良により多種多様に。アネモネを長く楽しむ。

品種のご紹介

コントラストが美しいアネモネ。開花期が長いので、花の少ない季節から楽しめます。品種改良が進み一重、八重、菊咲きなどの咲き方のバリエーションから大輪~小輪まで楽しめます。

植物の特徴

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
地中海の暖かい地域から寒い地域にかけて広く自生する植物で、比較的雨の多い冬に生育し、初夏に地上部が枯れると球根で暑く乾燥する夏を越します。

日本では涼しくなる秋に芽を出し、2月頃から咲いて夏前に地上部を枯らし、塊根をつくって休眠します。花色は桃、青、赤、白等さまざまです。この色鮮やかに見える部分は実はガクであり、花びらが無い花なのです。地際に3つに裂けた葉っぱを生やし、直径4~10cmほどの花を咲かせます。

アネモネの花は、光と温度に敏感に反応する性質があります。朝になると開き、夜になると閉じます。何度も繰り返し、花の終わりは開きっぱなしとなります。

草丈は10~50cmほどのものが多くありますが、中には1mを超すものもあります。1つの球根からたくさんの花が咲くので、冬から春のガーデニングに欠かせない存在なんです。

フラワーアレンジメントに、切り花をつかう楽しみ

露地植えだと2月頃から開花しますが、花屋さんでは12月頃から切り花として売られています。色とりどりの花を使ってフラワーアレンジメントを作るのも楽しいですね。

育てて、長く楽しむ。

アネモネは種からも育てられますが、球根から育てるのが失敗が少ないです。店では各種球根や、球根から芽が出た状態のポット苗もあります。
休眠が終わる9月以降に球根の植え付けをします。土は水はけが良く、弱アルカリ性のもの好みます。

球根を植えた鉢は初夏までの間、風通しのよい戸外の日なたに置きます。 耐寒性が強く、日光を好みます。

■ ポルトは花立ちがとてもよく、寒さにも強い大輪のアネモネです。
直径8cmもある色鮮やかな花が11月から5月まで次々に咲きます。寒い冬もきれいな色合いを楽しめ、花壇やコンテナにおすすめです。特に4月からはたくさんの花が上がります。花色が数色ありますが、見計らいミックスでお届けします。

■ アネモネ・ムルチフィダの赤花種です。
原種系のアネモネで、晩春に清楚な花を咲かせる耐寒性宿根草です。
赤い花を咲かせるアネモネの仲間です。

■ スコットランドで交配・作出された「アネモネ・スワン」シリーズの一品種
新しいアネモネです。シュウメイギクに似た草姿で、弁裏が紫色で半八重状の白色の花を咲かせます。「アネモネ・ワイルドスワン」よりも大輪で、半日陰の庭にマッチします。初夏~秋まで開花します。
草丈も40cm前後とひざ丈ほどでコンパクトに咲きます。
耐寒性・耐暑性ともに強く、半日陰の庭にマッチします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました