シルバーリーフが美しい、モクビャッコウ(木白虹)

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葉が美しい銀葉であることから、近年は寄せ植えとして使用することが多くなりました。
栽培するために盗掘が多く、自生種は激減しているそうです。守ってあげながら、栽培種を楽しみたいですね。

モクビャッコウの特徴

キク科モクビャッコウ属の常緑性小低木です。
中国、フィリピン、台湾に分布し、日本では鹿児島県のトカラ列島以南から琉球列島にかけて分布しており、海岸沿いの岩場や隆起したサンゴ礁の上などで自生を見ることが出来ます。

高さ20~100cmくらいまでになります。よく枝分かれして、幹や枝は太いものでは3cmにもなって木化し、傘状の樹冠を作ります。

葉は枝の頂端付近に集まって互生します。形状はヘラ状で先端が深く2~4裂することもあります。葉には細かい毛が密生しているため、葉色は美しい灰白色で独特の香りがあります。

花期は12月~3月と冬季に咲きます。時期になると、上部の枝の葉の付け根から短い花柄を出して、小さな黄色い頭状花を咲かせます。頭状花は径5㎜程度の球状で、筒状花のみで形成されており、キク科の植物によく見られる花弁のような舌状花はありません。

育て方

病害虫の心配もなく丈夫で育てやすい植物ですが、寒さにあまり強くない性質があります。冬越しを上手く行うと周年美しい葉色が楽しめます。

日当たりと水はけがよく乾燥した場所を好みます。寒さに弱いため、霜や寒風を避けできれば5℃以上を保つようにします。水やりは地植えの場合は降雨にまかせます。


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