これまた楽し気な観葉。ソテツキリン(パイナップルコーン)。

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ソテツやパイナップル、またミニコーンの軸を思い起こさせるような見た目が楽しい多肉植物です。室内でかざったりベランダで楽しんだりする植物として楽しまれています。「ユーフォルビア・パイナップルコーン」という別名もあります。

ソテツキリン(パイナップルコーン)の特徴

トウダイグサ科ユーフォビア属です。ユーフォルビア属は、2000種以上もある大きな属で、形態も一年草、多年草、多肉植物、低木とバラエティに富み、日本にもナツトウダイなど数種が自生しています。

今回ご紹介するユーフォルビア属は、ソテツキリンです。
鉄甲丸(Euphorbia Bupleurifolia)と鱗宝(Euphorbia mammillaris)などの原種から交配されて作られた日本産の交配品種です。原産地は南アフリカですので耐寒性はありません。

杯状花序というトウダイグサ属の特徴・共通点を持っています。雌雄異花で、苞葉に抱き込まれるようにして咲いて、芽の先に小さな黄色い花を咲かせます。

根や茎、葉を傷つけると毒を含む白い乳液を出し、これに触るとかぶれることがあります。
挿し木などの作業をする時は注意しましょう。

希少品種で多肉植物としては保護されており、ワシントン条約等で国際取引が規制されています。

育て方

耐寒性はかなり低く、10℃以下の環境では生長しません。
最低気温10度を目安にして室内に取り込みましょう。冬は月に1〜2回程度くらい水を与えます。乾燥が気になる時は、霧吹きで水をかけます。なるべく明るい窓辺、できれば多少日光の当たる所が良いです。3月から5月、または10月の半ころまでが植え付け・植え替え・タネまきの適期になります。

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