緑のソフトクリーム。スピラリス

世界には奇抜で驚く形をしたサボテンが多数あります。中でもスピラリスは、らせん状に捻れた稜線で、非常にインパクトのあるビジュアルをしています。大きく成長する品種で、人の背丈ほどになる場合もあります。比較的丈夫で育てやすい品種ですが、あまり流通していない珍しいサボテンです。

セレウス・スピラリスの特徴

サボテン科セレウス属（ケレウス属）で、南米原産です。
柱サボテンに分類され、セレウス・ペルビアナスの変種(Cereus peruvianus ‘Spiralis’)と、鬼面角（キメンカク）の変種(Cereus repandus ‘Spiralis’)などがあります。

らせん状に捻れた稜線が特徴的で、稜線の峰には等間隔に刺座があり、鋭いトゲが放射状に生えます。人の背丈ほどに成長する場合もあります。大きなクリーム色の花を夜間のみ咲かせます。
成長途中から螺旋を開始する場合があります。

比較的丈夫で育てやすい品種です。寒さには比較的強く0℃程度までは耐える事がありますが、寒風や霜に当たると痛んでしまうので、冬は室内で育てるのが良いでしょう。