エディブル、ドライポプリに。原種カーネーション、クローブピンク

商品

クローブピンクは現在のカーネーションの原種で、最も古い園芸品種の一つです。はっきりした甘い香りが「クローブ」に似ているのでその名が冠として付いています。

クローブピンクの特徴

ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性多年草。
カーネーションの原種の一つであり、栽培の歴史は2000年以上と長いそうですが、原産地がヨーロッパ南部以外良くわかっていないそうです。草丈40~60cmくらいです。今では、宿根・四季咲き性などや、ピンクから白の一重や八重咲きなど様々な品種の総称となっています。

葉は青緑色で、イネ科の植物に似た形態をしています。
夏に硬く目立つ節のある一本の茎に、直径3cmほどの白かピンクの花が3~5個咲きます。クローブに似た良い香りがあります。

和名はオランダセキチク、またはジャコウセキチク(麝香石竹)です。

利用の仕方

花びらの基部の白い部分は苦味が強いので取り除き、エディブルフラワーとして食用にします。
サラダなどに利用して彩りを添えたり、魚料理、オムレツ、サラダなどに利用されます。
クローブに似た芳香が特徴で、花を砂糖漬けしてから強壮酒(コーディアル)をつくることができます。スパイシーな風味をつけるために使われたり、白ワインやビネガーの風味付けにも利用されています。

さらに、乾燥させた花は、ポプリとして使うことも出来ます。石鹸や香水の香料にも利用されます。

育て方

水はけと通気性がよく、有機質を多く含む土を好みます。過湿を嫌うので排水性の良い土と日当たりの良い場所で育てましょう。カーネーションと同じ育て方になります。

種から育てる場合の適期は、春は4~5月、秋は9月下旬~10月中旬が良いでしょう。箱まきして、軽く覆土します。本葉が4~5枚になったらポットに仮植えしましょう。夏場は半日陰で風通しの良いところで育てましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました