アボリジニが薬として大切にしてきた、ティーツリー

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オーストラリアのティーツリーオイルは、その高い純度と殺菌・抗菌・抗カビ・抗炎症・抗炎症効果を持つことで、世界的に知られています。先住民族のアボリジニは、何千年もの間、この葉をすりつぶしてオイルにまぜ、薬として大切にされてきたと言われており、オーストラリアではかゆみ止めやちょっとした怪我や擦り傷の消毒や治療に利用している家庭が多いそうです。

ティーツリーの特徴

フトモモ科コバノブラシノキ属の常緑植物です。オーストラリアの東海岸の亜熱帯地域に分布しています。

新芽がでてくる時期は、3月下旬から8月上旬ごろです。開花時期である5〜6月頃になると、羽毛状のふわふわした花を咲かせます。花色には白やピンクなどがあります。

なお、ティーツリーという名称は、同じフトモモ科のギョリュウバイ(マヌカ)の葉がお茶や煎じ薬として利用されてきたことから、ティーツリーという名称で呼ばれていた事もあり、総称してビョウリュウバイも含めて、ティーツリーと呼ばれる事があります。そこでこれらを区別するために、ギョリュウバイ(マヌカ)は、New Zealand teatreeとも呼ばれ事があります。

エッセンシャルオイルとしても利用

ティ―ツリーには、清涼感があるすーっとくるような香りを楽しむエッセンシャルオイルとして利用されています。頭がすっきりして、働きがよくなります。また、殺菌効果があるため、煮だした液を入浴や足浴の際に入れて浸かると、ニキビや水虫に効くといわれています。

さらに、抗炎症作用もあるため、傷ややけど、床ずれ、日焼けなどの炎症を鎮める効果もあります。ティーツリーの成分のテルピネン-4-オールは、免疫力があがり抗菌作用がため花粉症などのアレルギー症状を軽くして、風邪などをひきにくくなるそうです。

鼻水や鼻づまりなども改善されるといわれています。シャンプーに1滴いれるとふけ防止やかゆみ防止に、靴に入れると防臭にもなるそうですよ。
(Green Snap より)

育て方

日当たりがよく水はけがいい場所が適しています。夏の暑い時期は強いですが、冬の冷たい風に当たると葉や根が傷み枯れてきます。また、霜が降りるときは軒下に入れるなどの防寒対策をします。関東より西の地方なら地植で株元を腐葉土で覆い、防寒対策をして越冬できます。

植え付けは、3月下旬から6月中旬までの春の時期が適しています。寒さに弱いので、秋の時期の植えつけは適しません。

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