ロングセラーの観葉。オモト(万年青)

品種のご紹介

子供の頃、おじいちゃんの家へ遊びに行くとオモトが有った。そんな古くから親しまれてきた、葉を楽しむためだけに改良を重ねてきたオモト。花や実は観賞されないそうですが。実が出るとわくわくしたもんだ。

植物としての特徴

スズラン亜科の常緑多年草です。関東から沖縄にかけての山地に自生しており、特に西日本に多いそうです。 根茎はロデキシンを含み有毒です。本来は幅広い深緑で長楕円形の葉をつけるが、園芸用に改良され葉の型変わりや斑入りなどを選別して栽培することが江戸時代頃から行われ、今も多くの品種があります。

現在では「公益社団法人 日本おもと協会」が、品種登録および栽培啓蒙を行っています。

■おもと豊明園の温室 1月の風景(1分25秒)
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おもと豊明園の温室 1月の風景

育てて観賞しよう

冬は凍らないような軒下など霜の影響が無い所に置きます。夏は葉焼けを防ぐために、直射日光に当てないように明るい日陰か70%程度遮光した場所に置きます。春、秋は風通しのよい半日陰が良いでしょう。

最後に

夏の直射日光や、強い西日は苦手です。オモトは耐陰性がありますので、一日のうち半分が日陰でも育ちます。ホームセンターでも売られていますが、種類が少ないので、変わり種ならば、通販を利用して吟味すると良いでしょう。

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