森にひっそりと赤い実。コケモモを観賞し食する幸せ。

品種のご紹介

比較的涼しい気候の森林に生える植物です。果実は直径7ミリメートルほどで秋に赤く熟し、非常に酸味が強いため、通常は砂糖などで甘みを加えて調理します。鉢で観賞するのもステキです。英名はリンゴベリーと言います。

白い花、赤い実。植物の特徴。

ススキ科スノキ属の常緑小低木です。
生育地は北アメリカ等の森で、温帯から北極圏に近い地域まで分布しています。

樹高は10 – 40センチメートル程度で、直立した幹はぎっしりと密集しています。
初夏に長さ約 6mm の釣鐘型の白い花をつけます。果実は直径 7mm ほどで秋に赤く熟します。

コケモモとクランベリー(ツルコケモモ)はよく似ています。コケモモは花が白いですが、クランベリーの花はピンク色で、花冠が後ろに反り返っています。またコケモモの果実は球状ですが、クランベリーほど洋ナシ型にはなりません。

スノキ属の他の植物には、ブルーベリー、ビルベリー、ハックルベリーなどがあります。

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加工して楽しむ

果実はとっても酸っぱく、そのまま生食用にするには不向きです。
砂糖を加えてジャムやジュース、コンポートに加工するのが一般的です。

やれば出来る!育て方をご紹介。

日陰で湿度が高く酸性の土壌を好みます。栄養分の少ない土地でも耐えられますが、アルカリ性の土壌では生育できません。耐寒性にすぐれており、-40℃以下でも耐えることができる一方、夏が暑い場所では生育しにくいです。

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