日本産だからおいしい、うれしい! バナナを楽しむ

品種のご紹介

熱帯果物の中で一番食べられているバナナ。バナナで検索すると、関連したコンテンツがふんだんに出てくるのはバナナだけです。「そんなバナナ」など揶揄される事もありますが、それだけ愛されているのですね。さて、日本産のバナナを知っていますか?
意外と知られていない国産バナナをご紹介します。

国産バナナとは

多くの果物屋さんのバナナは、虫よけに燻蒸処理されたものを輸入してそれを販売しています。そのような中、ある生協さんでは輸入バナナの痛み具合によって燻蒸処理をせずに国内販売するところもあります。健康を考えると後者の方が良いのですが、それが理由で数ある生協さんを選ぶ事はまずないでしょう。

小ぶりな島バナナ

国産バナナは、ある程度大きな専門店で販売されている事があります。「三尺バナナ」とか「島バナナ」という名前で販売されています。多くは九州以南で栽培されているものが多く、各地で見られる「沖縄ショップ」等で島バナナが売られている事が稀にあります。

島バナナ

三尺バナナは、地上から約3尺ほどの高さで結実する矮性バナナ。お店で普通に売られている Cavendishバナナと系統は同じです。

島バナナは、昔南国より苗が持ち込まれたと言われている小ぶりのバナナで、日本で独自に分化したバナナと言われています。酸味と甘みのバランスが良い事が受けています。いずれも、石垣島、奄美大島、沖縄などで細々と栽培されています。その中でも「小笠原種」といわれているバナナは、島バナナの中でも本来の味を持っていると言われています。

なぜ流通量が少ないのか

バナナは風に弱い植物です。日本は台風の通り道なので、沖縄で栽培しても台風が来ると、株がなぎ倒される事が多く経済的に量産をするのが困難です。特に島バナナは通常のバナナよりも茎が細いのでより強風に対して弱く、生産量が安定しません。そのため地産地消がほとんどで本州に出荷できるのはわずかとなります。

島バナナ

通販で入手する方法が、一番効率が良い

国産の場合は多少農薬を使っている可能性はありますが、燻蒸処理などを行っておりませんので、一般的なバナナよりは味、香りが楽しめるでしょう。なかなか手に入らないものなので、通販でゲットするのが有効です。

■販売期間 2020年01月29日14時00分~2020年07月31日23時

おしまいに

最近は、島バナナの他にも国産バナナを試行的に栽培する農家さんが出てきました。いずれにしてもまだまだ流通量は少なく、ネット通販を使った入手方法が今後も続くと思われます。果物屋さんに売られているバナナ以外の品種を楽しむ良い機会だと思いますので、ご活用して体験して頂けると嬉しいです。

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