登山をするといろいろな種類の木々が生い茂っています。しかしなぜかじっくりと見つめてしまうのは、モミジなんです。なぜでしょうか。細かい繊細な形が魅了するのかもしれません。お庭に1苗いかがですか?
モミジとは??
カエデ属イロハモミジの落葉高木です。「イロハモミジ」というのが正式名なのですね。また、範囲を広げてカエデ属の植物を総称してカエデと呼んでいます。ややこしいですね。
さらに、カエデは英名で「メイプル」と呼ばれます。「メイプルシロップ」のメイプルです。メイプルシロップですが、これは「サトウカエデ」という品種の幹に傷をつけて取る蜜なのです。
モミジとカエデの違いとは?
モミジとカエデを区別しているのは日本人だけの様で、海外では「メープル」と大きな枠でとらえているようです。紅葉するのがモミジ、紅葉しないのがカエデという区別の仕方があります。
■イロハモミジ
カエデの仲間では最も美しいといわれています。指で「いろはにほへと」と数える時の手に似ていることから名付けられました。
■カツラモミジ(桂紅葉)
春の新葉がオレンジ色の縁取りができ、次第に緑の葉へと変化していく特徴のあるモミジです。樹形はあまり大きくならないようで、上への成長は早くありません。
■モミジ 稲葉枝垂れ
枝垂れモミジの人気に品種。濃い赤系のモミジで、赤の紅葉が楽しめます。オオモミジ系。
■モミジ 琴の糸
糸のような繊細な葉が赤く染まります。
盆栽も捨てがたい
自然界を小さな形で表現した盆栽、種から作り上げる方もいらっしゃいますが、最近は盆栽も販売されています。
お終いに
モミジは多くの園芸品種があります。公園、神社、野山など歩きながらお好きなモミジを見つけてみましょう。通販では多様な品種が紹介されていますので、お気に入りの一品を選ぶのは園芸ショップで選ぶより、選択肢が増えるのは間違いありません。
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