太古のロマン、ヘゴに想いを馳せる!

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巨大シダともいえるヘゴは、なんと1億年前のおよそジュラ紀から生きている植物なんですね。恐竜が居た頃ですよ。このヘゴ君、観賞用にも園芸資材にも使われています。あなたも育ててみたくなるかも。。

ヘゴとは?

ヘゴ科の常緑性大型の木性シダです。木性シダとは幹があり1m以上もある葉を広げるのでヤシの様な様相です。幹は、垂れ下がった根が茎をとりまいて硬い幹のように変質したものなのです。大きなものでは7~8mもの高さになります。

ヒカゲヘゴなどの木性シダは恐竜が生きていた時代の化石からも見つかるため、中生代(白亜紀、ジュラ紀 、 三畳紀 )頃から生きていたと考えられています。

ヘゴは湿度の高い山林を好みます。日本では紀伊半島南部や八丈島を北限として四国や九州南部、屋久島より南、小笠原諸島にも分布しています。

ヘゴの林を堪能できる場所がある

沖縄の名護市、中山にオープンした「やんばる憩いの森」は1億年前から生息している巨大なシダ植物(ヒカゲヘゴ)の原生林を、気軽に散策することができる観光施設です。

■【クラブツーリズム】沖縄県「やんばる憩いの森」紹介画像(約2分)
クラブツーリズム【公式】

【クラブツーリズム】沖縄県「やんばる憩いの森」紹介画像

この他にも、八丈島では「ヘゴの森遊歩道散策ツアー」などもありますので、ぜひ遊びに行くと良いと思いますよ。

園芸資材としても有望です

ヘゴの幹は、茎から出る無数の不定根に厚く覆われるために基部が太くなります。この不定根の層は湿度と空気とを適度に保持するため、着生のランやシダ類の栽培に適しており、ヘゴ板として市販されています。

観葉植物として自宅でもコンパクトに育てられる

乾燥を嫌い、土だけでなく茎も乾かしてしまうと枯れてしまうので注意が必要です。冬場の寒さが最低5度以下になる場合には鉢植えに徹したほうが育てるのが楽です。 太陽が大好きですが、日陰でも育つので室内で育てるのにも向いています。

最後に

日本原産のヘゴもあり、太古の生命が今でも息づく事の不思議さや偉大さを感じます。熱帯植物園でも身近に観察できますので一度巨大シダを見学されると良いと思います。ゼンマイ状に伸びた新芽は山菜としても食べる事ができるそうです。

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