ガマズミというと、小さな花がさく低木という地味なイメージがありますが、その仲間は華麗な園芸種が多いです。ビバーナム(ビブルヌム)、セイヨウカンボク、オオデマリなどさまざまで、欧米では庭木や生垣の定番ともなっている様です。
ビバーナムの特徴
スイカズラ科の常緑低木または、落葉低木です。
世界の亜熱帯から温帯にかけ150種ほどが分布すします。日本には15種ほどが自生しています。
花は普通径2~3mmと小さいが、ヤブデマリのように花序の周囲部が無性の装飾花になる(アジサイ似)ものもあり、すべて装飾花になった栽培品種にオオデマリがあります。果実は核果で赤、黒などに熟します。
ビバーナム(Viburnum)の種類は多岐にわたり、日本の山野にみられるガマズミ(V.dilatatum)やオオデマリ(V.plicatum)なども含まれますが、単にビバーナムと言った場合、ガーデニングではそれらを省いてティヌスやダヴィディー、カールセファーラム(香り大輪ガマズミ)などの外国産種を指すことが多いです。(「花と緑の図鑑」より)
育て方
日当たりの良い、肥沃で水はけのよい場所が適地ですが、ティヌスやダヴィディーは半日陰でもなんとか花を咲かせてくれます。
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