南アフリカやオーストラリア、ニュージーランドなど、南半球原産の植物を指します。過酷な環境で生きるため、他の植物にはない特徴を持つものが多いのが特徴です。その個性的で独特な雰囲気とインパクトの強さで近年人気が出てきました。ネイティブフラワーはワイルドフラワーとして流通している場合もあります。
代表的な、ネイティブプランツをご紹介
市場で手に入る種類の殆どが、オーストラリア原産のネイティブプランツになります。
■アカシア
マメ科・アカシア属。600種類ほどがオーストラリアを中心として温帯・熱帯地域に自生していると言われ、春から秋にかけて、その多くが黄色い花を咲かせくれる。
■バンクシア
ヤマモガシ科バンクシア属。約70種がオーストラリアに分布しているといわれ、スパイクと呼ばれる筒状の花が咲くのが特徴。
■ユーカリ
フトモモ科ユーカリ属。ドライフラワーとしても人気。オーストラリアが原産地の植物。
■ユラレウカ
フトモモ科・メラレウカ属。
さわやかな柑橘系の香りがする葉を持ち、イギリスの探検家、キャプテン・クックがお茶に浮かべて飲んたことにちなんで、ティーツリーとも呼ばれます。
■リューカデンドロン
ヤマモガシ科 リューカデンドロン属。
南アフリカが原産ですがオーストラリアやニュージーランドで盛んに交配されたことで園芸化された植物です。「サファリサンセット」や「メリディアム」が有名です。
■ドドナエア
クロモジ科ドドナエア属。
ポップブッシュなどと呼ばれることもあります。葉が年を通して落ちることもありません。花が枯れると実がつきますが、このドドナエアの実も見どころが多いです。
■フェイジョア
フトモモ科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高いです。
■オーストラリアン・ローズマリー
オーストラリア原産の常緑性低木です。細長い葉や花のかたちが同じシソ科のローズマリーに似ているところからこの名付けられました。ローズマリーは茎葉に芳香があるハーブですが、この植物は姿形が似ているだけで芳香はありません。
■ミントブッシュ
オーストラリア原産のシソ科プロスタンテラ属の常緑低木です。花と香りを楽しめますので、春には園芸店やホームセンターなどで見かけますが、日本の気候に対する適応力が弱く、特に、梅雨から夏の高温多湿に弱いです。
■グレビレア
ヤマモガシ科グレビレア属の植物で常緑の低木ないし高木です。グレビレアの仲間は約250種以上知られていますが、その多くはオーストラリア南西部やパプアニューギニアなど周辺の島々が原産地です。
■プロテア シナロイデスキングプロテア
ヤマモガシ科 南アフリカ、オーストラリア原産美しく彩られた大型の総苞の豪華な花で、花持ちがよく長く楽しめます。
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