リューカデンドロン(ギンヨウジュ)

品種のご紹介

南アフリカ原産で日本ではあまり見られないエキゾチック花が特徴的です。葉がシルバーのものや、グリーンのもの等、品種が色々あります。国産と輸入の両方出回っています。丈夫で長持ちするため、切り花としても人気です。

リューカデンドロンの特徴

ヤマモガシ科 リュウカデンドロン属の半耐寒性常緑低木で、雌雄異株です。

木全体が柔らかく、多くが1メートルを超える背丈になり、中には10メートルに達するものもあります。園芸種として出回るものは1〜2メートル程になるものが多く、葉は柳葉形で種により葉のバリエーションが豊富です。中には枝先の葉が色付き花のように見える品種もあり、シルバーのもの、グリーンのもの等色々あります

開花期は5月〜8月です。花に見える上部の色づいた部分は葉が変化した「苞葉(ほうよう)」と呼いうものです。実際の花はその中にあります。そのため、色付いた苞葉を花のかわりに鑑賞して楽しみます。

オーストラリア、エクアドルが主な生産地で、日本は群馬県や栃木県で生産されています。

切り花としても利用できる

常緑低木で葉が落ちることがなく、時期を問わず1年中楽しめます。ワイルドフラワーとして、その個性的な形をいかして、ドライフラワーやスワッグとしても利用されます。

育て方

比較的耐寒性があり、関東以西の暖地では庭植えも可能ですが、極端な寒さは苦手ですから寒さが心配な場合は鉢植えで育てます、特に、木が小さいときは鉢植えが安全です。また、入手した苗木も1~2年は鉢植えの栽培をお勧めします。

用土は水はけがよく、弱酸性を好みます。また、過湿が苦手ですので、品種によっては庭植えでは育たない品種もあります。

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