アスパラ食感のチコリー、これはいける! プンタレッラ。

商品

西洋野菜のひとつで、チコリーの仲間です。独特の苦味と食感が特徴で、サラダにしたり、パスタの具材にしたり、いろんな用途があります。主にイタリアンで使われる食材で、ローマの冬野菜を代表する一つです。茹でるとアスパラガスのような風味がすので、「アスパラガスチコリー」とも呼ばれます。

プンタレッラの特徴

キク科キクニガナ属の多年生野菜です。
プンタレッラは、チコーリア・カタローニャの花の茎部分が肥大した品種です。

秋になると株の内側に花茎が何本も伸びてきます。茎は空洞になっています。

ビールのような独特のほろ苦さも魅力のひとつで、食物繊維やビタミンC、β-カロテンが豊富に含まれています。

利用方法

プンタレッラは、イタリア・ローマの一部地域では代表的な冬の野菜です。
株の中心から出てくるアスパラに似た花茎を主に食べます。中は空洞で、シャキシャキした食感、チコリ独特のほろ苦さが魅力でもあります。海外からの輸入品であれば1年を通して出回っていますが、日本で栽培されるものは12~2月にかけて出荷されることが多いです。

食感はアスパラガスにもやや似ており、味は苦味が強いので、冷水にレモンを入れて長時間浸しておくことで変色を防止しアクが抜けてマイルドな味に仕上がります。シャッキっとした生野菜のサラダになります。苦味を押さえてから調理されることが多いようですが、独特の「苦味」を生かしてシンプルに、にんにくとオリーブ・オイルで炒めて味わうのも良いです。

先のとがった部分を細く割くように切って調理しますが、余った葉の部分も捨てずにミキサー等を使ってペースト上にし、パンなどにのせて食べても美味しいです。

育て方

花茎が細くて長い品種と太くて短い品種があります。栽培は意外と簡単です。虫の被害も少ないので家庭菜園でもおすすめです。

7月中旬~下旬頃に種まきします。5×5のセルトレイに4~5粒ずつまいて1本に間引きするよ良いでしょう。覆土は1cm程度にします。発芽までに要する1〜2週間は、表面を乾燥させないように管理してください。

本葉2〜3枚になりましたら畑やプランターに植え付けます。11月中旬頃に花茎を刈り取り収穫となります。収穫した後、根を残しておくと春に再び生育が始まります。春にまた花茎の収獲ができ、そのまま収穫せずに放置しておくとスクスクと伸びていき成長した穂先を楽しむことができます。

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