香りよい常緑樹。ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)。

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さわやかな香りがある花は紫から白色に変化し、風がそよぐと誰もがその香りに振り向きます。盛りの時期には、葉が見えなくなるほど花に覆われて明るくなり、見応えがあります。全体に神経毒性があるため、子供やペットに有害なので扱いには注意が必要です。

ニオイバンマツリの特徴

ナス科バンマツリ属(ブルンフェルシア属)の常緑樹です。ブラジルやアルゼンチンといった南アメリカ大陸を原産地です。樹高は30cmくらいですが、条件が良ければ3mほどの樹木になります。

広がる枝から無数の葉を交互に付け、形は楕円形、触ると固く革質で光沢があります。
開花時期は4月~7月の温暖な気候の時期です。漏斗状の花弁で5弁に開きます。花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、最後は白色に変化します。同等の温度を保っていれば一年中花を咲かす周年開花が可能です。花には強い芳香があります。花が咲き終わった後、稀に実が出来ます。実の中には非常に細かい種が出来ます。

植物全体に神経毒性があります。特に未熟な果実や種などに中毒成分が多く含まれているため、誤って口にしない様に注意する必要があります。

ニオイバンマツリの漢名は「匂蕃茉莉」と書きます。

育て方

秋から春の時期は、日の光が良く当たる明るい場所が良いです。夏の日差しの強い時期には、直射日光を避けた半日陰程度にしましょう。乾燥を嫌う植物なので、鉢植えの場合は7月から9月の暑くなる時期には特に毎日水を与えて乾燥を防ぎましょう。霜があまり降りないような地域では、戸外でもよく冬越しします。

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