荒野に育ったヒース、エリカが持つハーブの魅力。

品種のご紹介

冬の園芸コーナーに良く並ぶのは、エリカと呼ばれるピンクの小粒を沢山散りばめたような可愛らしい植物。日本ではあまりなじみが少ないですが、ヨーロッパでは伝統的なヒースガーデンや、ハーブ、ポプリとして利用価値が高いです。

植物の特徴

ツツジ科エリカ属の植物です。エリカは繊細な枝に小さな花がびっしりと咲くきます。一つ一つの花も可憐で品種によって個性豊かです。エリカ属には740種があるといわれ、そのうち16種がヨーロッパ(ヨーロッパ原産種)に、ほかの大部分のものは南アフリカ(南アフリカ原産種)に自生しています。

開花期は、種類によりそれぞれ異なり、春咲き種、夏~秋咲き種、冬咲き種、不定期咲き種に大別されます。現地では白や紫など釣鐘型の小さな花を咲かせて荒野を埋め尽くします。

ヨーロッパ原産種は、耐寒性は強いですが夏の暑さには弱い特徴があります。ヨーロッパでは古くから親しまれてきましたが、日本の夏の高温多湿、冬の乾燥に弱く、太平洋岸の低地での栽培は難しい様です。欧米では庭園の植物として重要視され、ヒース・ガーデンという庭園は有名です。

南アフリカ原産種は、花の色や大きさや形などが変化に富んでいます。日本ではジャノメエリカが普及しています。

ジャノメエリカ

ヒースの言われと、ハーブの魅力

ヒースとはもともと、イギリス北部やアイルランドの平坦地にある荒地を意味していましたが、その荒地に群生する低木植物もヒースと呼ばれていました。ヒースに生える植物の多くが、エリカ属の植物であって砂の飛散を抑えていました。

実は、ヒースの様なほかに草木の育たない荒地に住む人々にとっ、て古くから暮らしに欠かせないハーブがエリカなのです。

育てる楽しみ

エリカは酸性の土壌を好む植物で、他の生物が生育しづらい荒涼とした土地でもよく育ちます。通常は日当たりの良い戸外に置いて育てますが、冬は室内の明るい窓辺に置き、夏は直射日光を避けてやや日陰になる涼しい場所に置くと良いでしょう。

エリカには耐寒性がある方で、室内なら問題ないとは言われていますが、冬咲きのクリスマスパレードは10℃以上必要だったりと、品種によって違いがあり、一概にはいえないので購入時には注意が必要です。

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