種の多様性がおもしろい。カタバミの仲間のオキザリス。

品種のご紹介

オキザリスは日本でいうカタバミの仲間で、草丈5cm~15cmほどになります。夏に開花する春植え種と、冬に開花する秋植え種に大きく分けられます。色とりどりの花を咲かせる耐寒性球根です。休眠期があり、休眠期の間に土の中で分球します。生命力が強く、這うように増えて次々と花を咲かせていきます。

オキザリスの特徴

カタバミ科カタバミ属(オキザリス属)の耐寒性球根植物です。
南アフリカ、中南米の熱帯、亜熱帯、温帯に多く分布します。種類が多く、分布地も広いので、性質や形態は非常に変化に富み、中にはとてもオキザリスとは思えないようなものもあります。

オキザリスは日本でいうカタバミで草丈5cm~15cmほどになります。日本には、ミヤマカタバミなど6種が自生するほか、7種ほどの外来種が帰化植物となっています。

小型、中型、大型の種類の球根があり、開花時期は、春から夏に咲くもの、秋から冬に咲くもの、四季咲きがあります。日当たりがよければたくさん花を咲かせ、朝になり陽が当たり始めると咲き、夕方に陽ざしが陰ると閉じ、曇りの日や雨の日は閉じる性質があります。花色は、黄,白,ピンク,紫,オレンジ,複色などがあります。

地下茎を食料として、アンデス等で栽培される「オカ」というカタバミや、ハーブとして葉利用する種もあります。

【オカ】

育て方

基本的に直射日光を避けた日の当たりのいいところを好みます。休眠中は乾かし気味がよく、特に夏には、休眠するものでは過湿や多肥で球根が腐りやすくなるので注意します。冬の耐寒温度は3℃~5℃です。夏の暑さには強く、35℃程まで耐暑性があります。

定植期は秋植え種と春植え種に分けられます。
秋植え種は8月に植えると9~10月にかけて開花します。10月から翌春にかけて咲く種などは9~10月が植えつけの適期となります。春植えなどは3~4月が植えつけの適期となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました