猛暑でも負けずに開花。甘い蜜の香りの アベリア。

品種のご紹介

剪定しやすく、自由な樹形に整えられるので公園や道路沿いに植えられる事が多いです。長い開花期や、半常緑でありながら寒さに強いという特徴を備えています。

植物の特徴

スイカズラ科ツクバネウズキ属(アベリア属)の総称です。品種としての常緑低木のアベリアを指す事もあります。

約2メートルくらいの低木で、6〜10月に渡って、鐘形の小さい花を多数咲かせます。花の香りは非常に強いので、近くを歩くと甘い香りが風に乗って感じられます。花は白色や淡紅色を帯びます。刈り込みによく耐えて丈夫なので、公園などの生け垣によく使われます。日本列島の関東以西では真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベリアの花に多様なチョウ、ハチ、アブなどが集まります。


■30 Seconds with Ruby Anniversary® Abelia (30秒:日本語字幕表示可能)
Proven Winners ColorChoice Flowering Shrubs 様

30 Seconds with Ruby Anniversary® Abelia

暖地では常緑ですが、寒地では落葉します。葉は濃い緑色のものや、鑑賞価値の高い白や黄色の斑入りのものもあります。

アベリアは、19世紀中期にイタリアで作出された交配種です。両親の長所である長い開花期や、半常緑でありながら寒さに強いという特徴を受け継いだ、優秀な園芸品種です。

育ててみましょう

耐寒性・耐暑性に強く生育旺盛で育てやすい植物です。日がよく当たり、水はけのよい場所を好みます。また冬の乾燥した冷たい風に当たると、葉が傷みやすくなりますので、出来れば風が当たらない場所で育てるようにしましょう。

■グランドフローラ
公園や道路沿いでよく見かけるのはこの品種。美しい照葉の緑に、小さいユリのような白い可愛い花が咲きます。

■アベリア・ホープレイズ
葉に黄色の斑入りの模様があり、横に這うように小さく育ちます。初夏から秋遅くまで、ピンクの小花が長期間咲き続けます。冬でもカラーリーフで花壇に明るい彩りを添えてくれます。

■アベリア・ブラックチョコレート
シックな葉の色合いが特徴的な品種。コンパクトで分枝性が良く、大輪の芳香のある花を咲かせます。耐寒性、耐暑性に優れ、冬季でも落葉しにくく、紅葉も楽しめます。

■アベリア・カレイドスコープ
春から夏は黄色→秋にはオレンジ→冬は赤色…と、外斑の色が変化していく斑入り品種。生長は遅めで、白い小花が咲きます。 冬でも葉が傷みにくい、近年人気を集めているアベリアの新しい品種です。

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