カスタードクリームの様な食感のポポー。 収穫後の熟変が早く、すぐに表面が黒ずんでしまう事や、熟すのが早いため、流通が難しく地産地消型の果物とされています。そのためお店ではなかなかお目にかかれません。
ポーポー(ポポー)とは?
北米原産のバンレイシ科の落葉高木の果実で、一般的にはポポーと呼ばれている事が多いですが、標準和名はポーポー(英名は、 Pawpaw )です。寒さに強く温帯で育成出来るバンレイシ科の中では数少ない植物です。
ポポーの樹皮や種子、新葉にはアセトゲニンといわれる強い殺虫成分が含まれているため、害虫に対しとても強く、無農薬で栽培できる果物とされています。
紹介動画(英語 約3分)
ポポーは4月から5月にかけて花を付け、収穫できるのは9月頃から10月にかけてとなります。
味はどうなの?
果肉は黄色から薄いオレンジ色で、柿の種を大きくしたような種がいくつも入っています。熟すとトロピカルフルーツを思わせる甘く良い香りがします。パイナップル、バナナなどに近いという方も居ます。味はねっとりとした果肉でとても甘味が強く酸味は甘さに隠れてあまり感じません。
食べレポ(英語 約7分)
ゲットする方法 3選!!
収穫後の熟変が早く、すぐに表面が黒ずんでしまう事や、熟すのが早いため直ぐに痛んでしまうポポー。お店にはなかなか並びませんし通販でもなかなか実が手に入りません。さてどうしましょうか。
ゲット1:季節限定の通販でゲット
やはり採りたてが一番。季節限定の通販をしっかりチェックしてゲットすべきです。
■9月より発送予定、予約受付中!残り僅か (2019.08.22現在)
■9月中旬より順次発送、予約終了。追加注文中です(2019.08.22現在)
ゲット2:苗木から自分で育ててゲットする
ポポーは北海道から沖縄まで比較的簡単に栽培でき、品種も豊富なのでさらにマニアックな品種の実を楽しむ事が出来ます。これなら通販の限定競争にドキドキしなくても、毎年安心して実をゲットできそうですね。
■ミッチェル
果実の大きさが最大級で450gにもなる超大果の品種です。
■サンフラワー
成長年数が他の品種に比べ、少ない段階での結実も可能な早生品種。大きさは250~350gの大果。育てやすく家庭向け。
■ウィルソン
早生品種で栽培が簡単な品種です。甘味があり大きさは200g~300gと大果です。果肉は黄色で果皮は黄金色で美味しい品種です。
■シェナンドー
ワシントンのファーマーズマーケットで人気No.1の品種。平均果重約260gで目標果重は350g、種子は少なく。従来種とは異なる卓越したなめらかなカスタードのような口どけ、優しい甘さと香りです。収穫量が多いのも魅力です。
ゲット3:加工品でまずは楽しむ
ポポーを育てている友人から分けて貰うのが、リーズナブルなのですが最近はポポーブームが去ってしまい、育てている人も少なくなってしまいました。それなら年中気にしなくても良い、加工品でまずは楽しんでみましょうよ。日本では最近はやっていない為か、加工品の販売も少ないのが残念。
最後に
戦後は無農薬で育てられるという事で、 庭木などに一時栽培が広く普及したようですが、 今はすたれてしまったようです。また一時期は「ポポー食べ放題」を行っていた農園もありましたが、今は見かけなくなりました。日本のポポーブームは廃れてしまったように感じますが、海外のYoutube 動画などでは、ポポーのチーズケーキ、アイスクリームなどのレシピ集が豊富にある様です。まずは食べて知って、ポポーの魅力を知ってほしいです。
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