注目されているサンシュ。その将来性を語る。

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アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれている赤い実を作る木。最近注目を集めています。この木の潜在的能力について特集します。

サンシュとは?

ミズキ目ミズキ科の落葉小高木です。 ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれています。日本では観賞用として庭木として親しまれてきました。種を除き乾燥させた果実は、生薬に利用されています。また近縁種には「ヨーグルトの木」と呼ばれているものがあり、牛乳にサンシュの幹を入れてヨーグルトが出来るそうです。このサンシュも出来る様です。

実自体は渋みや酸味が強いと言われ生食には適さないと言われていますが、完熟したものなら甘酸っぱくておいしいという記事もあります。

乾燥サンジュの実から作るお茶、果実酒、ジャムにも利用されます。そして赤い実はシンボルツリーとしても利用されます。

ヨーグルトが出来る??

もともと、乳酸菌は自然界には結構どこにでも居る菌なのですが、木々の樹皮に付着しているものもあります。酵母菌、納豆菌なども同様です。

生乳からヨーグルトを作る場合は、ブルガリア菌とサーモフィルス菌から作られます。サンジュの樹皮にもこれらの菌が居ると思われます。

実際にヨーグルトメーカ(約40度の環境)に牛乳と、サンジュの木を入れて一晩たつと牛乳は固まり、ヨーグルトのように酸味をもったものが出来る事が報告されています。

サンジュの花

サンジュの木は春になると花屋さんで入手出来たり、苗が販売されていますので庭木などに植えながら、枝を切って実験できますね。ただし、木の枝にはブルガリア菌以外の有用ではない雑菌もいますので実験する場合は自己責任でお願いします。

加工品を楽しもう

お茶、ジャム、お酒など楽しみ方いろいろです。

苗木も入手できる

3月頃他の花に先駆けて開花し、春の到来をいち早く知らせます。育て方はほどんど放置でも育ちます。

最後に

春には、黄色いかわいい花、秋にはグミの様な赤い実を付けるサンシュ。まだまだ日本ではなじみが少ない木かもしれません。シンボルツリーで楽しんだり、実を加工したりする楽しみはやった事がある人のみの醍醐味です。

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