民間薬で可愛らし小花。ゲンノショウコ(現証拠)。

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江戸時代から民間薬として用いられてきました。夏から秋にかけて1cmほどのウメに似た可愛らしい白、ピンクの花を咲かせます。昔から人と関わりのあった、山野草として観賞して楽しむのも奥ゆかしいかもしれませんね。散策すると出会えるかもしれません。

植物の特徴

フウロソウ科フウロソウ属の多年草です。
北海道から九州の道端、草地や山に分布します。背丈は30〜60cmくらいです。茎は細くて他の植物にもたれたり、地表を這います。葉柄や茎には下向きに毛があります。葉は掌状に3〜5深裂するのが特徴です。若葉には紫黒色の斑点があります。

花季は7月~10月で長い花柄の先に2個付き、直径1〜1.5cmくらいです。花は紅色と白色があり、紅色は西日本に多く、白色は東日本に多い。岡山県では混生して紅色の方が多い様です。夏の終わりに、熟した果実が下からはじけて種を飛ばします。 裂開したその姿がシャンデリアの飾りに似ています。

江戸時代の始め頃から民間薬として用いられ、これを服用するとたちまち効き目が現れることから「現之証拠(ゲンノショウコ)」という名がついたと言われています。

民間薬としての利用

道沿いの草地などにごく普通に見られるありふれた植物で、 いつでも手に入るため広く利用されてきました。一般には花期に地上部を採取し、乾燥させたものを用います。ドクダミ、センブリと共に日本では古くから三大民間薬の一つとして数えられています。

以下に利用方法をご紹介しますが、ウマノアシガタなどの毒草に似ている部分がありますので、ご自分で加工する際には、市販の苗や種から育てたものを利用したり、図鑑等で「葉の形」、「葉脈の特徴」、「花の形状」の違いを熟知してから行ってください。

用途

主に下痢止めや健胃、外用では腫れ物、しもやけの洗浄に用います。また、入浴時に湯に入れて利用することもあります。

加工方法

■乾燥したゲンノショウコ10~20gを0.5リットルの水で濃い目に煎じて飲用します。

■ゲンノショウコ100グラム、ヨモギ100グラムを混ぜて浴湯料として使ったゲンノショウコ風呂は、冷え性、しぶり腹に効くとされています。

育て方

基本的にはどんな環境でも育つことができる強い植物です。プランターや植木鉢などの小さな場所でも育てやすいです。多年草なので庭の片隅に植えておけば、毎年剪定もかねて常備薬としても楽しめます。

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