春の到来と桜の美しさにわくわく!一才桜

品種のご紹介

サクラは高木を眺める醍醐味がありますが、なんと赤ちゃんくらいの背丈で開花し、盆栽や植木でちっちゃく楽しめる桜があります。「一才ザクラ」とか「豆ザクラ」と呼ばれています。

桜の花びら 不思議

桜の花はそのほとんどが下に向いています。 綺麗な花を皆に見てほしいのでしょうかね。そう考えるとなんだか楽しくなります。皆さまは桜の木の下を散歩されている時に、花びらだけでなくガクが付いた花そのもののが 道端に落ちている事や、花の形のままで木から落ちてくるのをご覧になった事はありますか?

一才ザクラのつぼみ

なんと花密を好んで吸うスズメがおり、その時に花の根元をちぎってしまうらしいのです。 スズメにも地域差があって、全く吸わない地域もあり、それは道端を観察する事で判ります。 スズメにも伝えあう文化の有無があるのでしょうかね。

昔の人々は、咲いている花を楽しむだけでなく、風に舞う花びらを「桜吹雪」と言い、 散った桜の花びらが帯状に水に浮かんで流れて行くのを筏に見たてて、花筏(はないかだ) と呼んでいました。

目黒川の 花筏

あ~、日本人に生まれてよかったと思います。

染物の桜

染物の櫻木染では、花が咲く前の蕾の付いた小枝を原料にすると、良いピンク色を 取り出す事が出来るそうです。 桜染めのスカーフなんてステキですね。

一才ザクラの開花

桜の品種

桜は花粉により交雑しやすい様で、今でも新品種が発見されています。 私の住む東京都では「ホシザクラ」という名で、2004年に発表されました。 ちなみに代表的な桜である、ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラという 野生種の雑交で生まれた桜だそうです。

早咲きの桜としては、河津桜が有名でこちらも野生桜の交雑です。 桜は大木になりますので街路樹や庭で楽しまれている方も多いと思います。 さて、盆栽用として小さいながらもしっかりと開花する桜があります。 旭山桜、富士桜などがあります。

八重咲きで、華やかで存在感のある花を咲かせる旭山桜。 盆栽用として家やベランダなどで鑑賞するとステキです。 こちらは、家の中やベランダに置いて楽しむことができます。

バナナんぼも1才桜を購入して育ててみましたよ。

購入してすぐに花がさきました。

私の場合は、初めは路地で育てましたが、庭に植えるものが増えてしまい移動できる鉢植えに途中から変更しました。途中で鉢に植え替えて9年経ちましたが、小さいまま沢山花をつけています。

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