昔懐かしハッサク。珍しくなった今、見直す。

商品

八朔と書かれた段ボールを「懐かしい」と思う方から、食べたことが無いという若い方まで、ぜひ見直してほしい柑橘のハッサク。多品種のさまざまな柑橘が出てきた事や、味覚の変化で最近はめっきり見かけなくなりました。もう一度あの頃の八朔に出逢いたい方、どんなものか食べてみたい方必見です。

どんな柑橘なのか?

ミカン科ミカン属の一種で、雑柑の1種として分類されています。雑柑とは、食べた種から発芽した実生や、海外から持ち帰った苗、他の柑橘などとの交配を繰り返しながら出来た柑橘です。日本では和歌山県が全国生産の68%を占めているそうです。他の柑橘と比べると、果皮は少し黄色く比較的大玉になります。 果肉には歯ごたいがあり、スッキリした酸味に、「ほのかな苦味」が含まれているのが特徴です。

ハッサクが発見された恵日山浄土寺がある因島田熊町には、「ハッサクロード」と呼ばれる街路樹があります。ここには、ハッサクが植えられており、その数は約220本あるそうです。果実が実る冬の季節になると、色鮮やかな黄色が人々の目を楽しませています。

■お手軽に八朔を剥く方法(5分弱)
ちゃんねる紀の里

お手軽に八朔を剥く方法

果実を入手する

最近は果物屋さんでも、見かけなくなってきていますので、通販で入手するのが一番便利です。通販は箱買いなので量が多いのですが、そのなかでも少ない量の商品をご紹介します。収穫は12月頃から始まります。通常は2月中旬位には収穫を終えますが、完全に木成りで完熟させたものは3月中旬頃が収穫時期となります。

ドライフルーツなどは、いかがでしょうか。小腹が減った時に、紅茶と一緒にどうぞ。量が少なく買い求め易いです。

ハッサクのゼリーは、冷やしてお召し上がりください。ほろ苦さと甘みが絶妙です。

庭木や鉢植えで楽しみながら、収穫する。

庭木として苗を植えるのも良いですが、最近は接ぎ木苗で鉢栽培でも数個の実が収穫ができますので、大きなお庭のない所でも楽しむ事ができます。

最後に

市場にあまり出回らなくなったハッサクですが、果肉に張りがありジューシーでパリッという触感は、他の柑橘にはあまり見られない特徴です。ご賞味ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました