庭木に、鑑賞に、ジャムなどの加工に。ヤマボウシ。

品種のご紹介

春には白の可愛らしい花をたくさん咲かせ、秋には紅葉と熟す実が愛らしく、ジャムや果実酒として楽しめる。庭木として楽しむのよし、楽しみいろいろ。ヤマボウシ。

植物としての特徴

ミズキ科ミズキ属の東アジア原産落葉高木です。本州から九州の山地に自生しており、朝鮮半島や中国にも分布しています。高さは5~10メートルになり、幹は灰褐色です。6~7月に開花して淡黄色で小さく球状に集合します。その外側に4枚の総包片が花弁のように見えます。園芸品種が豊富で、基本種の花色は白ですが、紅色の品種(紅富士など)もあります。

果実は9月頃に赤く熟し、直径1~3センチの球形集合果です。種子は約3ミリくらいで、果実に数個入っています。果肉はやわらかく黄色からオレンジ色で、マンゴーような甘さと言われています。果皮も熟したものはとても甘くて、シャリシャリとした砂糖粒のような食感があります。

ヤマボウシと同じミズキ科の「ミズキ」の花は、よく似ていますが、総苞果(白い花びらに似た部分)の形が、ヤマボウシは先がとがっており、ミズキは先端にくぼみがあります。

実は生食、加工して楽しめます

生食でも楽しめますが、たくさん収穫できますので加工して楽しむと良いでしょう。ジャムは皮をむいて、砂糖、レモンを加えて作ります。果実酒は皮をむかずに、ホワイトリカーと氷砂糖、レモンがあるとおいしく作れます。

育て方

庭木などにも利用されますが、本来山の谷筋などに自生する樹木なので、水はけのよい常に水が存在する場所を好みます。また、秋の紅葉は美しいです。日当たりが良く、昼と夜の温度差が大きい場所(建物から離す)に植えると綺麗な紅葉になる様です。

◆源平
赤みがかった花をつける品種 です。

◆紅富士
育種、選抜された紅色のヤマボウシです。

◆ビックアップル
実の大きな品種です。

◆ウルフアイ
中国原産のシナヤマボウシの斑入り品種です。

◆常緑ヤマボウシ
ヤマボウシは落葉樹ですが、常緑ヤマボウシはその名の通り、1年中葉が茂っている常緑樹です。

さいごに(剪定で形を整える)

ヤマボウシは放任しても自然に樹形が整いますが、 幹の同じ部分から両側方向に枝が出てくるので、若木のうちに樹勢を見ながら、交互に枝を間引いて基本樹形に整えることを意識すると、きれいな樹形になる様です。

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