山で頬張った思い出。甘酸っぱいグミをゲットする!

品種のご紹介

グミは北海道から九州までの山野に自生しており、その場で食べたり、収穫してジャムにして楽しまれています。商業的にはほとんど利用されていない植物ですが、一部では生垣にしたりしています。苗が通販等で売られています。

夏の思い出、グミの特徴。

グミ科グミ属の植物です。
アジアからヨーロッパ、北アメリカに60種ほどが自生する落葉または常緑の木本で、多くの種類で果実を食用にすることができます。

樹高は 1m から 3m くらいになります。葉は互生し葉や茎には毛が多く、茎にはとげがあります。
4月から5月いかけて白から薄黄色の開花します(ナワシログミの開花は秋)。

グミの実が赤く熟す旬となる時期は、落葉種が初夏、常緑種が晩春です。実は渋みと酸味、かすかな甘味があって食べられます。

日本にはナツグミ、アキグミ、ナワシログミ、ツルグミなど十数種あります。そのなかでも園芸的に最も栽培されているのが、常緑性のナワシログミと、落葉性のナツグミです。

根には放線菌が共生しており、窒素固定を行うのでやせた土地でも育ちます。

■ナワシログミ
本州中部地方以南から九州に自生する常緑低木で、主に葉を観賞します。枝は密に茂って長く伸び、刈り込みによく耐えるため、生け垣として古くから利用されています。葉は白みを帯びた緑色で、裏面には鱗片が密生し、茶色く見えます。葉に斑の入る園芸品種もあります。

■ナツグミ
関東地方に分布し、夏に長楕円形の赤い果実をつけます。

■西洋グミ
日本原産のナツグミの改良種です。春にたくさんの花を咲かせ初夏に実をつけます。 1本でも実をつけます。ビックリグミの受粉樹としても利用できます。

■トウグミ
ナツグミの変種で、北海道から北陸地方、愛知県まで分布し、果実が長さ3cmほどと特に大きいものが、「ビックリグミ」として観賞用、食用に栽培されます。

育てて楽しみましょう

暑さ寒さに強く、また根もよく張り、枝の伸びもよいため栽培は容易です。
成長の止まった10月上旬から11月下旬、または2月下旬から3月下旬に植えつけましょう。

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