寄せ植えしてボリューム感と香りを満載に! 春の花、ストック。

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3月~5月にかけて、赤や紫、薄いピンクなど豊富な色の花を咲かせます。香りも良く、切り花に利用されたり、庭や鉢に植えて、可愛らしくお庭を演出します。

ストックの特徴

アブラナ科アラセイトウ属の多年草です。
日本では夏越しが難しいので、秋まき一年草として扱われます。原産地は南ヨーロッパ一帯です。

矮性種なら20cm前後、高性種だと80cm程度まで生長します。草姿から枝分かれしにくい「無分枝系」とよく枝分かれする「分枝系」に分けられます。全体に灰色のやわらかい毛がはえます。葉は互生する単葉で、長さ10cmほどの長楕円形です。

3月~5月に花を咲かせ、大きさは2cm~3cmくらいが多いです。花色は赤、紫、紅紫、ピンク、白などがあります。形は品種によって異なりますが、一重咲きや八重咲があり良い香りがします。種は花が咲き終わった後に採取することができますが、一重咲きしか種はできません。

種から育てたストックはすべて一重の花を咲かせます。
購入した八重咲きの種でも、数%は一重の花を咲かせることがあるそうです。八重咲きのものは葉が大きく、比較的発芽が早いのが特徴です。八重咲きの苗は、八重と一重の遺伝子を両方持つ株から採種し、幼苗時に熟練した人が選抜しているそうです。時々、八重咲の商品に混ざって僅かに一重先の花を見かける事がありますので、もしかしたら選抜エラーなのかもしれませんね。

ストックに似た植物では、マルコルミア属の「バージニアストック」があります。

育て方

苗から育てる場合、植え付け時期は9月〜11月頃が適しています。種から育てる場合は、8月末〜10月頃が適しており、発芽に必要な温度は15〜20℃程度です。寒い土地の場合は冬越しが難しいため、3月~4月にまいてかまいません。芽が出たあとはできるだけ日の当たる場所で育てたください。日が少ないと間延びしてしまいます。

冬期の最低夜温は0~5℃必要で、霜にあたると株が弱って枯れる事があります。

★夜になると香りを放つため「ナイトセンテッドストック」と呼ばれています。


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