生け花、切り花に生産者は熱い視線。サンダーソニア。

商品

オレンジ色のスズランの様な可愛らし容姿の多年草です。すらっとした背丈に、光沢がある可愛い黄色の花は、フラワーアレンジメントや切り花の需要が高いです。

サンダーソニアの特徴

イヌサフラン科サンダーソニア属の多年生植物です。40~70cmくらいになります。
南アフリカのトランスバール南東からケープ東部等、高地(600~2000m)の岩場や明るい森林に見られる植物ですが、開発や乱獲により保護区を除いては、野生で観察するのは難しいそうです。

春に芽をだして成長を始め、6月中旬頃から鮮やかな橙色や黄色い提灯のような型の花をつけます。
花色はオレンジ、レモンイエローなどで、表面には光沢があります。花が終わっても散らずにそのままの形でドライフラワーのようになって秋まで残ります。

秋になると地上部は枯れて休眠期に入り、球根ではるまで越冬します。

サンダーソニア属の植物はサンダーソニア・オーランティアカ一種しかありません。「クリスマス・ベル」という別名があります。
球根はコルヒチンを含むので誤って食べると中毒を起こしまので注意が必要です。

切り花、フラワーアレンジメントに使われます。

生け花やフラワーアレンジメントなどで利用され、日本の消費量は多いです。
国内では、切り花やアレンジメントの販売も活発です。

サンダーソニアの アレンジメント
オレンジ色の袋状の可愛いお花と
蘭のオンシジュームが豪華な
華やかで春らしいアレンジメントです。

育て方

土質は特に選びませんが、水はけのよい土が適しています。
球根はV字形の二また状に分かれていて、その先に芽があります。細長くてもろく折れやすいため、芽の近くで折れると発芽をしませんので注意しましょう。多くの場合二又の片側からしか発芽しない様です。
3月下旬から6月の中旬くらいまでに、球根の両先端に発芽する箇所があるので、球根を横にして植え付け、その上に5~10cmの土がかかる深さに植えます。
植えつけ後1カ月くらいすると発芽し始めます。土を乾かさないようにして、よく日に当て茎をかたく育てるようにしましょう。

高温と過湿に弱いので、夏は半日陰で涼しく管理し、水は土の表面が乾いてくるのを待ってから与えるようにしましょう。

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