夏の元気はやっぱり君。ギネス登録されたヒマワリ(サンフラワー)

品種のご紹介

夏の代表的な花、ヒマワリ。最近は暑くても、凛とおひさまに向いている昔ながらのものもありますが品種改良で、小さな鉢でも鑑賞できるものまでいろいろ出てきました。最新動向をご紹介します。

ヒマワリ の紹介

キク科ヒマワリ属の1年草です。種実を食用や油糧とするため、あるいは花を花卉として観賞や、食用、植物油、飼料生産に広く栽培されています。

太陽の向きに花が動く事がしられていますが、実際に太陽を追って動くのは生長が盛んな若い時期だけの様です。

最近の品種動向

食用(種)の大型品種から、小型品種まで様々な品種が出てきています。

大型品種

【ロシア】
日本で見かける、大型ヒマワリはこの品種が多いです。
背丈は 2m 花の直径が25cmほどになります。

【タイタンジョンソンズ】
食用に大きな種子を収穫するためのヒマワリです。
背丈は 3メートル以上になり、花の直径は 40cm以上

※食用の巨大ヒマワリの品種は以下も有名です。
Mammoth Grey Stripe(アメリカ)
Giganteus(アメリカ)
Sunzilla(イギリス)

【輸入種子】 Johnsons Seeds Sunflower Titan サンフラワー(ひまわり) タイタン ジョンソンズシード

新記録に挑戦してみなさんをびっくりさせて下さい。手の届かない3m以上の大きさで、花の直径は60cmにもなりますよ!

中型品種

【サンスポット】
花びらの根元がオレンジ色になります。
背丈は、1.2m 、花の直径は20cmほどです。

【大雪山】
茎と葉が銀白色なので、銀葉ヒマワリやシロタエエヒマワリと呼ばれています。
背丈は1.5~2.0m 花の直径は10cmです。

【プラッドレッド】
渋い濃赤色の花を咲かせます。
背丈は 1.2~1.4m、花の直径は15cmくらいです。

プラッドレッド
小型品種

【ビンセントオレンジ】
上を向いて咲くのが特徴です。色のバリエーションが多く楽しいですね。
花粉が出ないので切り花やアレンジメントにも良いとされています。
矮性種が出来たから、作れるようになったひまわりブーケ、いいですね。

【テディーベア】
八重咲で、真ん中の茶色い部分が無いのが特徴です。
背丈は 0.8m 、花の直径は10cmくらい

テディーベア

世界で高さを競っている ひまわり

大型品種を使って育成を工夫させ、ギネスブックに世界記録を更新中の方がいらっしゃいます。

2015年、シファーさんは新たな申請でにおいて、かつてないほど高いひまわりが出来ていることを興奮気味にギネスワールドレコーズへと伝えたのです。そして、そのひまわりを確認したところ、なんと、9mを超える高さが計測され、見事、4度目のギネス世界記録認定となったのです。
(Guinness World Records Limited 2019. より)

Tallest Sunflower – Guinness World Records
世界最高の世界記録をもつ「ひまわり男」
2015年の申請で、記録は 9.17cm だそうです。

加工品のご紹介

ヒマワリもいろいろな加工品があります。意外な商品もあるかもしれませんよ。

ヒマワリ油

種から抽出する油です。日本でも有名ですね。 オレイン酸・リノール酸などが含まれており、これらは紅花油にも含まれる成分でオメガ9系の脂肪酸です。美容と健康に効果・効能が期待できる脂肪酸の1つだと言われています。また飽和脂肪酸の含有量が少ないため、摂取しても太りにくいとい言う特徴があります。

ヒマワリシャンプー

ひまわりシャンプーは、アミノ酸が含まれており、シャンプーは髪や頭皮を傷めにくい優しい洗浄力があるのに加え、保湿力が高いのが特徴です。そのため、乾燥しがちな髪の毛にお悩みの方におすすめとの事です。

ヒマワリハチミツ

他のはちみつよりも花粉が多く含まれているため、濃い色味と濃厚な味わいが特徴です。

ヒマワリ茶(花びら)※妊婦には禁忌。

サンフラワーペタル(ひまわりの花びら)で作るハーブティです。黄色い色が鮮やかですから、ガラス製のポットでお湯を注いで召し上がって楽しんでみてください。 ほんのりと香るフルーティーな香りはリラックス用にも良いでよ。ルイボスフレーバーティー(ドリームキャッチャー)のブレンドにも、サンフラワーペタルが使われる事が多いです。

ヒマワリコーヒー

ひまわりの種を焙煎してそこにお湯を注ぐ事で、コーヒーに似た飲料になります。 どれくらいの時間ひまわりの種をフライパンで炒めるかで結構味が変わってくるので、苦めな味が好きな人は長めに焙煎すると良いかもしれません。

生薬としてのヒマワリ

種子を生薬の向日葵子と言い、 出血性下痢に用いられます。

最後に

ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられていますが、さまざまな歴史の中で世界に広まり、ロシアとペルーの国花になっています。種は炒って皮を剥いて食べれます。健康に良い有用成分もありますが、食べすぎないように注意も必要です。

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