ややこしいけど美しいぞ。 アヤメの魅力と様々な名前。

品種のご紹介

4月末頃から、咲き始めるアヤメ達。湿地~乾いた土地にそれぞれ好む種があります。カキツバタ、ハナショウブ、アイリスなど分類がありますが、美しければいいじゃん。みんなアヤメ属の植物なんだから、似ていて当たり前。興味を持って深く知りたくなったら、それぞれの分類に注意すればいいと思うのですよ。

植物の特徴

全てアヤメ科アヤメ属の多年草です。それぞれ咲く時期がわずかにずれていますが、総じて5月~6月くらいに紺色や白の花を咲かせます。ただしハナショウブは白、桃、紫、青、黄など多数のバリエーションがあります。

自然に生えている花を観に行く場合は、アヤメは山地など乾燥している土地、湿ったところはハナショウブ湿ったところや水中はカキツバタ、とそれぞ適所が有りますので、知っておくと良いかもしれません。

ハナショウブ

「いずれがアヤメかカキツバタ」と言われる様に、昔からそれぞれの優劣はつけがたいという意味がありますが、見分けがつきがたいという意味にも用いられるほど、昔から慣れていない人が見ると、見分けが難しかったのかもしれませんね。最近はアヤメ(文目)以外のハナショウブ(花菖蒲)やカキツバタ(燕子花)もアヤメと呼称する習慣が一般的になっています。

アヤメ、ハナショウブ、カキツバタは日本の種ですが、アイリスは海外原産の種です。乾燥した土地に生え、ハナショウブと同様に白や黄色など様々な色の種類があります。

アイリス

育てて楽しみましょう

育てる場合、ご自分の庭のどの部分に植えるかによって、アヤメ、アイリス、ハナショウブ、カキツバタを決めるのが良いと思います。

乾燥した土地を好むアヤメは、水はけがよく盛り土にした所で育てると良いですし、最も水を好むカキツバタは、日当たりのよい水辺が適しており、水深は5~15cmくらいで、周年乾かさないことが大切になってきます。苗選びの際は、それぞれの特徴に注意する必要が出てきます。

■アヤメの花(約1分)
群馬県 多野郡 上野村Ueno-village 様

アヤメの花

■ハナショウブ見ごろ 城北菖蒲園(約1分弱)
SankeiNews 様

ハナショウブ見ごろ 城北菖蒲園

■長岳寺でカキツバタが見頃(1分弱)
奈良テレビチャンネル 様

長岳寺でカキツバタが見頃

■アヤメ苗

■ハナショウブ苗

■カキツバタ苗

■アイリス苗

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