ふわふわの白い花、赤い実、紅葉、ジャム ナナカマドの魅力。

品種のご紹介

東北や北海道では、街路樹などに利用され紅葉や冬に落葉した後でも、赤い実が残り観賞に良いです。四国や九州でも山岳部の涼しい所に自生しています。また赤い実は、ジャムやマーマレードとしても利用されています。

植物の特徴

バラ科ナナカマド属の落葉高木です。
6~7月に白い結晶のような小さな花を多数咲かせます。樹高は6~10mくらいになります。

花が終わると、黄緑色の実を付け始めます。9月になると徐々に実が赤くなり、秋に紅葉の季節になります。

実には保存料で使われる「ソルビン酸」が含まれており、晩夏から落葉後の冬まで木についています。雪が降っても実は腐らずに残ります。これも自然の保存料のおかげなのだそうです。

実には毒がありますが、抜ける時期があります。

実には「シアン化合物」が微量に含まれており、大量に摂取しなければ大事に至らない様です。青梅、アーモンド、リンゴの種などにも同様にごく微量含まれています。

ナナカマドの実は渋くとても食べられたものではありません。しかし十分に熟した実は野鳥たちが好んで食べに来ます。実の毒素や苦み成分は、何度も霜が当たることによって加水分解され、鳥たちにとってはそのタイミングが分かるらしく、食べ頃になった実をついばんでいる様です。これはナナカマドにとって、十分に成熟した実を鳥たちに食べてもらい、種を遠くへ運んでもらう戦略でもあります。

ナナカマドジャム

日本のナナカマドの実は一応食べられますが、そのままでは味の苦みや酸味が強く美味しくありません。ナナカマドを食べられると言っても果実酒として利用するくらいになります。日本のナナカマドに比べて西洋ナナカマドは、味が苦みも少ないのでジャムや料理の添え物として利用したり、ゼリーなどにして食べられる事があります。そのままでは苦みや酸味があるので、他のフルーツや砂糖と合わせて作ります。飲み物や食べ物に少し苦みや酸味を出したい時に使用されます

新鮮なナナカマドの実は、前述のように微量に有毒成分が入っているので、冷凍や加熱処理をすることで、ソルビン酸に代わります。念のためにご家庭で作った場合は一度に摂取する量はほどほどにしましょう。

ジャム作りのポイント
  • 実は出来るだけ雪が降ってから収穫して、冷凍させる
  • リンゴ等と一緒に煮詰め、汁を濾す
  • 再度砂糖を加えて煮詰める

ナナカマドを育てましょう

日当たりのよい場所を選び、腐植質の多い土に植えることがポイントです。日当たりが悪いと花付きが悪くなり、病害虫の被害を受けやすくなります。

苗は11~3月が適期です。大きく生長するので、鉢植えには向きません。

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