暑さ・寒さに強く強健なハーブ。青く美しい メドーセージ。

品種のご紹介

リンドウの花のような深いブルーの色が遠くから見ても目を引く美しさです。正式名は、サルビア・ガラニチカと言います。耐寒性、耐暑性があり丈夫です。良い香りも魅力で、様々な蝶や蜂が好んでやってきます。

すっきりとした青花、サルビア・ガラニチカの特徴

シソ科アオギリ属(サルビア属)に分類され、草丈60~150㎝程度に成長する、大型の宿根草です。南米の広い地域の、標高1000m以下のジャングルや森林の中などに自生しています。宿根性のサルビアは、薬用サルビアとも呼ばれるコモンセージをはじめ、数多くの種があり、ハーブや観賞用として幅広く利用されています。

サルビア・ガラニチカの茎は断面が四角、腺毛が密生しています。葉は長さ5~12㎝で、先が尖り基部は切形です。下部の葉は長さ5㎝ほどの葉柄があります。花期は5月~11月で、茎の上部や枝先に花序を出し、10数個の花を穂状に咲かせます。花の最盛期は夏の終わりから秋で、花は次々と開花します。耐寒温度は、-5℃といわれていますので、雪や霜が降りる地域では、鉢上げをして室内に取り込む必要があります。耐暑性は高く、特に対策の必要はありません。

分類上は「サルビア・ガラニチカ」と呼ばれますが、輸入され始めた頃に「Meadow Sage」と誤って名前を付けてしまい、それがそのまメドーセージと呼ばれる様になったそうです。英名でメドーセージと分類されているのはサルビア・プラテンシスとなります。

育て方

冬は地上部を枯らせて宿根し、地下茎で増えるタイプなので、冬場に地上部が枯れこみますが、地中の中ではランナーを伸ばしていて、冬越し明けの翌年の春には増えすぎる事もあります。広がってほしくない場所に、土の中までハーブガーデン用の仕切りを埋め込んだり、ポット苗を鉢植えのまま植え付けるといった方法が良いでしょう。

メドーセージを植え付ける時期は、4月から5月がよいでしょう。通年通してよく日の当たる場所を好みます。植え付ける場所は、午前午後も日当たりが良い場所が適しています。

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