さりげない甘い香りで人が振り向く! スイカズラ(忍冬,金銀花)

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5月になると甘い香りをただよわせ、白い花が少しづつ黄色に変わってゆきます。つる性の植物で、九州以北に自生しています。お家ではネットや行灯仕立てがステキです。今回は同じスイカズラ科のキンギンボクも合わせてご紹介します。

甘い香りがうれしい、スイカズラの特徴

スイカズラ科スイカズラ属の常緑または半緑性のツル性本木です。
北海道南部から九州の平地、山野の緑道、道端でよく見られます。木質のつるで、茎は分岐しながら長く伸びて他の植物に絡みつき長さは10m程になります。若い茎は細くても丈夫で、毛が密生して灰赤褐色をしている。2年以降の茎は太くなるとつるの髄は中空になり、樹皮は縦に細く裂けて剥がれて灰褐色を帯びる様になります。

花期は5~7月で2個ずつ並んで咲き、夕方から朝にかけて甘い香りが漂います。つぼみは薄紅色で、咲き始めは白色をしているが、受粉するなどして徐々に黄色くまります。その様相から「金銀花」という別名も付いています。

花冠の筒部に甘い蜜があり、昔砂糖が無い頃の日本では子どもが好んで花を口にくわえて甘い蜜を吸う文化がありました。そこから蜜を「吸う」という事とツル性「カズラ」から「スイカズラ」という名前が付いたそうです。中国植物名は、忍冬(にんどう)といい、冬場を耐え忍び、枯れずに残ることからこの名がついているそうです。

キンギンボク(ヒョウタンボク)とスイカズラ(吸蔓)は花は似ていますが、実がかなり違っていています。キンギンボクが赤い液果をつけるのに対して、スイカズラは黒い実をつけます。

【キンギンボク(ヒョウタンボク)】

花や茎葉は、薬用や食用、また染料になります。

薬用、食用にもなるスイカズラ

開花前の棒状のつぼみは、金銀花と呼ばれる生薬です。秋から冬の間の茎葉は忍冬と呼ばれる生薬になります。

・酢の物
花を利用

・和え物、お浸し、油炒め
新芽や若葉は山菜として食用になります。摘み取って、軽く茹でたあと水にさらして

・お茶(忍冬茶)
葉を日陰で3~4日ほど陰干ししてから、焙煎して利用する。

・忍冬酒
金銀花をつかってお酒に漬け込みます。

野小妹wild girl(10分19秒)
金銀花茶は、あっさりした香りがして台湾・香港・東アジアなど暑い国では熱を下げるため飲まれているそうです。

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育て方

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