満開はとてもステキ。名前はちょっと残念な「エゴノキ」

品種のご紹介

春に満開になる白い花は、とても綺麗で庭木などに好まれます。道行く人は「はっと」立ち止まって観る事まちがいなし!

名前の由来は?

可愛らしい実が生るのですが、 口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来するそうです。花は綺麗なのにね。これは実や果皮に有毒なサポニンを含んでいるからで、 胃や喉の粘膜に炎症を起こすそうなので真似しない方がよさそうです。

エゴノキ科の落葉小高木です。北海道から沖縄まで日本全国の雑木林に良く見られます。満開になるととても素敵ですよ。

苗木の育て方

白い花の他に、ピンク色の品種もあるようです。いろいろな品種はホームセンターで選ぶより、ネット通販でまとめて検討出来るので便利です。

ベニバナエゴノキ

■エゴノキの育て方(約3分) 887tv 鉢花tv

エゴノキの育て方

品種のご紹介

代表的な白い花の他に、花びらの形や色など個性的なものもあります。

■トキワエゴノキ
常緑性のエゴノキ。白い小さな花を多数枝につける。 葉には光沢があり、夏は涼しげで冬は寒さに当たるとワインレッドに変化します。 美しい木肌も観賞価値が高く、樹形は直立性になるため狭いスペースでも植えることが可能です!

■オオエゴノキ
開花期が5月頃です。 芳香のある大輪の花を咲かせるエゴノキの仲間。

■エゴノキ

■シダレエゴノキ
白い小さな花を多数枝につける。 枝垂れエゴの木は、比較的小さな樹形でも開花し、雄大な枝垂れの樹形と花を楽しむことができます。 また、比較的コンパクトな樹形を維持できるため小スペースでもエゴの花を楽しむことが可能です。

■ベニエゴノキ
若木のうちから可愛らしいピンクの花を沢山咲かせるピンクエゴノキ。

■メリオベンドロン
通常のエゴノキの小さい花とは違い、7~8cm程の大輪の花を咲かせます。花も品のあるピンク色の一重咲きで、エゴノキの中でも今人気が出てきている品種です。洋風のお庭にもよく合い、シンボルツリーとしても最適です。

おわりに

園芸品種も加わり、エゴノキもますます人気が出てきているようです。またシンボルツリーの他にも、木材は緻密で粘り気のある特徴を生かして将棋のこまなどの素材としても利用されているようですね。実は鳥さんが食べに来ますので、バードウォッチングにもなるかもしれませんね。

ヤマガラがエゴノキの実を食べにきました

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