生垣や刈り込みものによく使われている低木です。萌芽力があり剪定に強く様々な仕立て方ができます。初夏に白花が咲きますが、普通は小さな緑葉や園芸品種の斑入り葉を主に楽しみます。冬の冷え込みによっては半落葉になります。大気汚染によく耐えるため、道路沿いの植え込みにも利用されます。
プリペットの特徴
モクセイ科イボタノキ属の半落葉または、常緑低木です。ヨーロッパが原産です。
高さは3~4メートルほどになり、よく分枝して長楕円形の葉が対生します。 葉にはカラーバリエーションがあり、洋風の住宅ではシルバーやレモン&イエローが好まれます。
5月から6月ごろ、枝先の円錐花序に芳香のある白い花をいっぱい咲かせます。そして9月ごろには果実が黒く熟しブドウのように枝の先にたわわに実らせます。
軽やかな印象の葉が密生するため、公園や商業地の植え込みなどに多用されます。欧米では生垣として使用されることの最も多い樹種の一つです。
近縁種の「イボタノキ」は丈夫な性質を利用してライラックなどの接ぎ木の台木に使われます。冬に葉を落とす落葉性低木で、北海道から沖縄まで日本各地の山野に分布します。
育て方
寒さに弱く、地域によっては冬期に落葉します。暖地に植えた場合でも、環境に慣れるまでは冬期に落葉することがあります。土に関してはあまりこだわる必要はありません。あえて挙げるのであれば、水はけの良い土を使用するということです。
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