香り良いランの仲間、デンドロビウム

品種のご紹介

耐寒性があり、ランの中では比較的育てやすいです。春に開花しますが、お店では冬に満開の株が販売される事もあります。品種改良がされて多彩な株から選んで楽しむ事ができます。

植物の特徴

ラン科セッコク属の総称です。 ネパールやインドの東北部、ブータン、ミャンマーなどを原産とする樹に着生して成長するランです。花色は白やオレンジ、ピンク、紫、黄色など多彩です。開花時は香りが強くあたりに漂います。

原種が1000種類以上あると言われており、日本ではセッコクなど数種が知られていますが、通常デンドロビウムと呼ばれるものは園芸種の洋ランとして栽培されているものに限られています。出回っているものの多くは花が茎の節ごとに短い柄の先に少数ずつ付く「ノビル系」や、茎の先端から長い穂状に花序を伸ばすファレノプシス系です。それ以外でいくつかの系統もあり、さらに多様な原種が知られています。

■デンドロビウムの育て方(約6分)
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デンドロビウムの育て方

育ててみよう

土は水苔かバークチップ、ヘラボン、ヤシガラを用います。素焼き鉢には水苔を、プラスチック鉢には、洋ラン用パークやバークチップを使うのが良いと言われています。水苔やベラボンは単体で使えますが、バークチップはベラボンと混ぜて水もちを少し改善すると安心です。ヘラボンは「アク抜きヘラボン」を入手すると便利です。

植え替え時期など

3月下旬~5月頃が植え替えに適した時期です。2〜3年に1度を目安に植え替えを行うと良いです。バルブや根が傷みはじめたら、植え替えや植え付けから2年未満でも、すぐに植え替えをすると元気になる場合があります。一度花をつけると、その茎から花はもう咲きませんが、開花後1年くらいは茎の内部に栄養を蓄えていて、新芽の生長に必要なので茎は切らないように注意しましょう。

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