アナナスは本来、パインアップルの事を示しているのですが、園芸上はパイナップル科の植物を示す事が多い様です。まるで、プラスチックで作った花のような人造的な感じを受けますが、それがこのアナナスの特徴です。魅力に迫ります。
植物の特徴
原産地は中から南アメリカです。 開花期は5~10月で、花の色は赤・オレンジ・黄色・ピンクと様々あります。数か月にわたって花を楽しめますが、1度花を咲かせるともう花を咲かせることはありません。花が終わると枯れてしまうので、枯れる前に子株を分けて再び育てていきます。
育てて楽しみましょう
アナナスは熱帯雨林の植物なので高温多湿を好みます。その為寒さが苦手ですから、冬の間は室内で管理しましょう。強い直射日光に当てないように注意し、明るい日陰で管理していきます。
水やり方法は、葉の根元に水をためるという方法を採ります。アナナスは、根から水を吸収するのではなく、葉の根元から吸収します。根の役割は株を支えるという役割です(食べるパイナップルも同様です)。水や土を必要としない「エアープランツ」もアナナスの仲間です。
綺麗に開花をさせるためには、リンゴが便利!
十分に育っていない子株や、一度開花した株を除き、充実してきた株を選びます。そして開花させたい3カ月前に、リンゴを使ったエチレンガス処理により、開花が促進されます。この方法は何年もパイナップル株を育てているけど、開花してくれない場合にも流用できますよ!
いろいろな属があります。
葉の軟いフリーセア属、グズマニア属はやや弱い光線の方を好みますので直射日光を避けた明るい所で育てます。葉の硬いエクメア属、チランドシア属はやや強い光線を好むので強い日差しを避けた半日陰で育てます。
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