葉も実もハート型で愛らしい、マルバノキ

品種のご紹介

シンボルツリーとして、鉢植えとしてもかわいらしく紅葉が綺麗なマルバノキ。日陰にも強いので、あまり日光が入らない庭でも植えられます。

植物の特徴

マンサク科マルバノキ属の落葉低木または、落葉小高木の1種です。成長がゆっくりで株立ちでしなやかな木立です。秋には紅葉し、葉を落とします。半日影でも栽培できるので、北側に位置する庭でも、立派なシンボルツリーに仕上がります。

花は落葉し始めた頃に開花します。星形のような形をした赤色の花がついているのが落葉により確認し易くなります。開花時期は、10月末から11月ごろです。また、葉っぱと花の形がマンサクに似ていることから、マルバノキの別名が、「ベニマンサク」とも呼ばれて言います。

■ベニマンサクの紅葉 (広島県の天然記念物 ; おおの自然観察の森)(約8分半)
1890 atrs

ベニマンサクの紅葉 (広島県の天然記念物 ; おおの自然観察の森)

■科学映像館 Red Plants (約50秒)
ODAKATOSHIO

科学映像館 Red Plants (Disanthus cercidifolius/マルバノキ)

育てて観賞しよう

成長がゆっくりで低木なので、鉢植えで育てることも十分にできます。植え替えは、毎年ではなく鉢植えの底から根が出てきてからでよいので手間が掛かりません。剪定も鉢植えで育てれば、株たちが大きく広がりすぎることもないので安心して育てられそうです。

おしまいに

葉が大きくてハート形なので女性にも人気です。紅葉したら真っ赤やオレンジ色のグラデーションが美しいです。ハート形のコロンとした実も可愛く、花が落ちた後の星形の額もおしゃれです。

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