葉模様が美しい観葉植物で、園芸品種が多く作り出されています。赤色や黄色などのカラフルな葉色の他に、銅色のシックなもの、クリーム色の模様が入るものまで、見た目の印象はさまざまです。ミニ観葉から大鉢仕立てにしたり、他の観葉植物と組み合わせて楽しめます。細長い葉はスタイリッシュでとても目立ちます。
コルジリネの特徴
キジカクシ科 / センネンボク属(コルジリネ属)に分類される植物の総称です。
笹のような細長い葉っぱを放射状に広げ、30~150センチになります。
生長サイクルは、4〜10月によく生長して、11〜3月は生長がゆっくりになります。
花は、白と紫のまじった小さなもので、花が開花すると中心には黄色のめしべがあります。コルディリネの花は花茎の先端にたくさん集まってつきますが、目立ちません。
ドラセナ属と見た目が似ているため、園芸的にはコルジリネ(コルディリネ)もドラセナとして流通する場合があります。
フラダンスで着用されるスカートの原材料としてティーリーフがありますが、こちらはコルジリネ(コルディリネ)の葉のことを指す場合が多いようです。
地下茎 | 原産地 | 葉色 | |
コルジネ | 多肉質の根茎 | オーストラリア、 ニュージーランド等 | 赤や黄色 |
ドラセナ | 肉質なし | アフリカ | 緑 |
育て方
耐陰性が弱いため、暖かい季節は出来るだけ屋外の日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。そのため、通年室内で育てるのは難しいです。室内で育てるのは気温が低い冬だけにし、それ以外は屋外で育てるようにしましょう。
多くの品種の生育温度は10度以上30度以下です。10度より低いと木が休眠をはじめ5度を下ると絶えてしまうこともあります。逆に暑さも重要で40度以上になると葉焼けが顕著に現れるます。
コルディリネは生育スピードが早いです。鉢植えの場合は、定期的に植え替えして根詰まりを防ぐ必要があります。おおよそ1年に一度の割合で植え替えしましょう。植え替えに適した時期は、4~6月もしくは9~10月です。
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