最近まで、ゴジラの卵、ダイナマイトなど楽しいネーミングと奇抜なラッピング方法で売り出されてきた面白スイカ。しかし、まだまだ奇抜なアイデアが出ています。贈答用に展示用にいかがでしょうか。
従来のおもしろスイカのおさらい
農家さんの知恵で大ヒットしたスイカたち。その歴史を追います。
1)ゴジラのたまご
恐竜の卵のように見えたため「ゴジラのたまご」と命名して栽培し、売り出したそうです。もちろん東宝にも許可を得ているそうですよ。
もともとの品種は、「ナショナル」というスイカの品種です。 このネーミングで、パッケージで販売しているのは柳農園さんのみなんです。
2)ダイナマイト
北海道の月形町が生産しているスイカブランドの名前 です。 品種は「ラッコ」 または、「タヒチ」という黒皮の大玉スイカとなります。
3)おつきさまスイカ
ある農家さんが、7年かけて品種改良して品種登録したスイカです。大玉で黒皮、中身が黄色であることが特徴です。
最近のおもしろ アートスイカ
以上までが、果物屋さんの片隅に高価そうにディスプレイされていたスイカたちでした。最近はピラミット型、ハート型、人面型、立方体型など奇抜なスイカたちが出てきて、海外にも人気があります。
1)四角スイカ
強化プラスティックの型に入れて果実を成長させます。形優先に生産するため熟していない状態で出荷されます。そのため「観賞用スイカ」と呼ばれています。
2)ピラミッドスイカ
こちらも強化プラスティックの型に入れて育てたもので、観賞用です。
3)ひょうたんスイカ、人面スイカ、ハートスイカ
おもしろスイカが目白押しです。ただし観賞用のスイカです。
最後に
昔は大玉を数個まとめて買う事が多かったのですが、少子化の影響で1個の大玉、小玉スイカ、さらにカットスイカの様に少量購入する傾向が強くなっています。そんな折、農家さんのアイデアで大玉スイカの出荷挽回をはかっている、そんな勢いを感じます。海外でも注目を浴びている、日本のスイカ、これからも楽しみですね。
コメント
こんばんわ。
今年は久留米種苗の「黒たまご」スイカの種まきをしました。
ツルの出し方(希望する本数)でスイカの大きさをコントロールできるようです。
昨年、このスイカを作った人(千葉県在住)がブログで感激的な感想を
書いていたので興味津々でした。自然栽培を目標にしているその人は1株から8個ほど収穫したそうで、終盤に収穫したスイカも糖度が維持されていたらしいです。
ハミウリみたいな食感という特徴にも惹かれました。
↓久留米種苗「黒たまご」スイカ説明ページ
http://kurume-seed.com/cargo/goodsprev.cgi?gno=W006
コメントありがとうございます。
黒たまご はクリーム(黄色)スイカなのですね。こちらもおいしそ~。
育て方もいろいろ工夫があるのですね。