和の極み、シダレモミジの表現力!

品種のご紹介

「枝垂れモミジ」は常緑のタイプと芽の状態から紅いタイプのものがあります。葉の切れ込みが深く、枝垂れ枝の風格も相まって、和風の庭園などにとてもよく合うシンボルツリーです。鉢に植えれば狭い場所でも楽しむ事ができます。

枝垂れモミジの特徴

ヤマモミジの園芸品種で、枝が垂れるモミジをシダレモミジ(枝垂れモミジ)と呼びます。
ムクロジ科カエデ属の落葉高木です。樹高 15m、幹の直径は 80cm以上に達します。

葉の特徴は、長さ約5センチ幅3cmほどで7~9つに裂け、ギザギザが目立ちます。また、切れ込みの深いところも特徴です。

「枝垂れモミジ」は、大きく分けて青しだれ(アオシダレ)紅しだれ(ベニシダレ)があります。
青しだれは枝が冬でも緑色ですが、葉は秋になると黄色あるいは褐色に紅葉します。
紅しだれは、春に芽吹く時から紅色で、枝が垂れるモミジの総称です。夏は葉が緑色に、秋には黄色あるいは褐色に紅葉します。

枝垂れもみじの開花は、他のモミジと同様で新葉の展開と共に花が咲きます。花は葉と同じような色合いで、葉の大きさに比べ小さく目立たない特徴があります。開花時期は4月から5月にかけて、小さな花を咲かせます。カエデ類の花は風媒花と言われ、花のあとに翼果とよばれる羽のような種をつけるものが多いです。プロペラのような形で風に運ばれやすいようになっています。

育て方

基本的には日当たりの良い場所を好みますが、日差しが強すぎる場合は葉焼けを起こし、病気になりやすいです。また、湿気がある土地を好み、乾燥地では育てられない。植穴には腐葉土などを入れて保水性、排水性のある土壌を作るのがよいとされてます。

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